日本語の中で最も美しい言葉とは?

現在、言響(こだま)プロジェクトを開催中ということもあり、「言葉」について、考える時間が長いのです。

ふと、日本語の中で、一番美しい言葉は何だろう?と思いました。

さて、答えは……少し、悩みますね。

デジタル大辞泉によると、「言葉」の意味を次のように解説しています。

こと‐ば 【言葉/▽詞/▽辞】
 
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の―を信じる」
2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の―をローマ字で書く」
3 文の構成要素をなす部分。単語。また、語句。「―が豊富だ」「一々の―を吟味して話す」

う~ん、どうも、ピンと来ませんね。もう少し、気のきいた言葉の定義はないものですかね。

言葉には、「話し言葉」と「書き言葉」の2種類しかありません。

私が「言葉の力」とか「言葉の底力」という時の「言葉」は、「話し言葉」か、それとも「書き言葉」なのか?

どうやら、そういう区別はせずに、「言葉の力」と言っているようです。

流行語大賞で入賞する言葉は、書かれるだけでなく、話された言葉でもありますものね。ちなみに「なでしこジャパン」は、『新語・流行語大賞』の大本命となっているらしい。

2010年の『新語・流行語大賞』は、以下のとおり(引用元:現代用語の基礎知識戦 ユーキャン『新語・流行語大賞』)。

[年間大賞]
 ◆ゲゲゲの 
[トップテン]
 ◆いい質問ですねぇ 
 ◆イクメン 
 ◆AKB48 
 ◆女子会 
 ◆脱小沢 
 ◆食べるラー油 
 ◆ととのいました 
 ◆~なう 
 ◆無縁社会 
[特別賞]
 ◆何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました…それは仲間です。 

個人的には「ととのいました」は、流行語という視点を離れても、面白いし、良い言葉だと感じました(笑)。

しかし、流行語は、言葉としての力は、それほど感じられませんね。やっぱり、流行であって、時代を映す象徴だけれども、何だか、言葉として美しいとは、あまり思いません。

言葉って、旬だとか、流行っているだけでは、美しくはなれないみたい。

誰か「美しい言葉ベスト10」とかを選定した人はいないんでしょうかね。

手元に「『話す力』の鍛え方」という本があるのですが、興味深いデータが載っていました。

それは「美しい日本語ベスト10」。

NHKで以前、各界の指導者的立場にある350人に対し、「美しい日本語」についてのアンケートをとったことがあるそうです。852の言葉の中から、以下の言葉が、ベスト10に選定されました。

「ありがとう」「さようなら」「はい」「すみません」「おはようございます」「さわやか」「いらっしゃいませ」「おやすみなさい」「どうぞ」「いいえ」

驚いたことに、「さわやか」以外は、すべて、日常会話でひんぱんに使われる「話し言葉」なのです。この場合の「美しい言葉」とは、「耳で聞いた時に、美しく響く言葉」のように思われます。

この「美しい日本語ベスト10」を見ても、ちょっと首をかしげたくなります。以上のベスト10に選ばれた言葉は、どうも、本当の意味で「美しい言葉」だとは、受け取れません。

では、真の意味で美しい日本語、日本語の中で最も美しい言葉とは、何でしょうか?

ちょっと、今の私も、結論は出せません。あなたが選ぶ、「美しい日本語」を、教えていただきたいと思います。

 

あなたが選ぶ美しい言葉ベスト100 アンケート

 

私としては、「言響プロジェクト」が終わるまでには、自分なりの「美しい日本語」を選び出してみたいのですが、こういうテーマは、皆さんにご参加いただき、決定していただくのが一番ですよね。

日本で一番美しい詩はこの作品だと思うのですが……。

日本語で書かれた美しい詩ベスト1

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