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映画「動脈列島」は近藤正臣と田宮二郎の対決から目が離せない。

増村保造が監督した映画はほとんど見ていますが、この「動脈列島」は未見でした。今回初めて、アマゾンビデオで鑑賞。

「動脈列島」は1975年(昭和50年)9月6日に公開された日本映画。監督は増村保造。主演は、近藤正臣。共演は、田宮二郎、梶芽衣子、関根恵子など。

これほど凄い映画だとは思いませんでした。これは傑作と呼ぶにふさわしい作品。隠れ名作とは、この映画のことを指すと言いたいくらいです。

見どころは実にたくさんあります。

まず、テーマが面白い。当時、社会問題化していは「新幹線公害」を取り上げ、シリアスに描いたことが成功しています。

今見ても、ハッとし、考えさせられる点が多々あるのです。

次に、役者たちの演技のパワフルさ。

昭和の名優・近藤正臣の全身全霊の演技は、思わずのけぞりそうなほどの迫力です。役者としての位は田宮二郎の方が上でしょうけれども、この映画においては、近藤正臣が光り輝いています。

梶芽衣子の存在が効いていました。極限状況で愛し合う2人。その心理が手に取るように伝わってきて、画面に食い入ってしまったほどです。

梶芽衣子の必死さが、美しい。この女優の魅力をギリギリまで引き出した、この映画の底力に感謝します。

今回鑑賞してみて、この「動脈列島」は増村保造の代表作であり、日本が生んだ社会派エンターテインメント映画の名作のひとつに数えるべきだと実感しました。

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