2011年度「文化庁 国語に関する世論調査」の結果で興味深いのは「最近多く耳にする言葉の使われ方」です。

 

最近よく耳にする言葉で、代表的なのが「ハンパない」「真逆」「「まったりする」の3つ。

 

それらの言葉をよく使っているのは、10代~20代の若者たちで、60代以上は10%にも届きません。

 

では、言葉ごとに詳しくを見てみましょう。

 

「ハンパない」を実用日本語表現辞典は以下のように説明しています。

 

 

半端ない

 

読み方:はんぱない
別表記:ハンパない

 

ものすごい、すごい、などの意味で使われる俗語表現。半端ではない、半端じゃない。

 

 

「ハンパない」を16~19歳が68%も使っているのに対し、60歳以上は7%に過ぎませんでした。

 

20代は47%、30代は35%、40代は23%、50代は13%と、年齢が高くなるにつれて使う人の割合は低くなっています。

 

「真逆(まぎゃく)」について、実用日本語表現辞典は以下のように説明しています。

 

 

真逆

 

読み方:まぎゃく

正反対の、180度反対の、などという意味の俗語、または口語表現。

 

 

「真逆」を16~19歳が63%も使っているのに対し、60歳以上は7%に過ぎませんでした。

まったりする」を「ゆっくりする」という意味で使うのは、20代が67%に対し、60歳以上は6%にとどまりました。

 

私は若者世代ではありませんが、「ハンパない」「真逆」「まったりする」の3つはしばしば使っています。マスコミの影響を受けやすい人間だからでしょうか。