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神レベルの洋楽カバー Nobody’s supposed to be here


久しぶりに洋楽の名曲をご紹介。といっても、カバーなんですが、これが凄いです。

韓国のR&Bシンガー、パク・ファヨビ(Hwayobi)が、全身で歌い上げています。

Nobody’s supposed to be hereは、Deborah Coxの名曲です。聴き比べてみてみますと、韓国人歌手である(当時20歳くらい)ファヨビHwayobi)の歌唱は、カバーのレベルを遥かに超えていることに気づきます。

というか、ファヨビの歌い方は、ある意味、暴力的。怖いもの知らずで、才能とか感性とか、天性のものだけで、絶唱しているのですね。

それが、私など東洋人の感覚を、激しく震動させてくれて、もう繰り返し聞くしかなくなります。

上手さとか、声量とか、そういう問題ではなくて、ファヨビしか表現できない、独自の歌空間をクッキリと描き切ってしまっていることに驚愕するのです。

歌詞だとか、英語の発音だとか、そんなことは全く関係なくなってしまう。この「痺れ」「突き貫ける感じ」に、ひたすら浸っていたい。

このライブは、まだ幼さが残る顔立ちなので、ファヨビが20歳前後の時のものでしょう。

神という言葉でしか表現できない、不可思議な輝きを浴びることができます。

これがそのライブ動画⇒Hwayobi-Nobody’s supposed to be here

パク・ファヨビは、2000年に19歳でデビューしたのですが、当時の野性的で、物怖じしない歌唱法は、規格外の才気が感じられます。

人が歌っているより、刃物が声を発しているという感じ。自分の内側にある「凶暴な何か」に気づくことなく、それを声から必死で放出している。この「危なさ」が、当時のファヨビの最大の魅力でした。

しかし、その後は、声帯の手術を受けたり、失恋、過食、うつ病など、試練がつづき、野性の輝きは影をひそめています。

角が取れてしまったファヨビですが、今もなお、良い歌手であることには違いありません。

神を想起させる鋭利さはなくなりましたが、人間的な包み込むような歌い方が、新しいファヨビ世界を作り上げています。

私自身は今現在、超多忙の中にあり、娯楽というとネットで動画を見ることぐらい。そんな中、ファヨビの歌声は、一番の楽しみ。時に触発され、時に勇気づけられます。


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