文章を読んで、意味はしっかりと書かれているし、情報としても間違っていないのに、面白みに欠けるブログを多く見かけます。

 

いろんな原因があると思うのですが、ブログが面白いか、面白くないかは、ブロガーが自分の言葉を持っているかどうかで決まると、最近になって強く感じるようになりました。

 

聞きかじった情報、既成概念、常識の枠を出ないことがらを、ことさら難しく書いている人がいますが、ほとんど意味がないと言いたくなってしまいます。

 

簡単なことを難しく書いて高尚そうに見せるのがブログではありません。ブログ記事は、難しいことを簡単にわかるように配慮して書くべきです。ブログは大衆のためのメディアだから。

 

語り方を一つ間違えると複雑になってしまうことを、わかりやすい表現で語ることが基本。その上に、自分の言葉で書かれていれば、魅力は格段にアップします。

 

自分の言葉で書くとは、独創的な表現をするという意味ではありません。受け売りではない、自分の思考や経験から会得したことがらを伝えられれば、自分の言葉で語ることができたことになり、自分の言葉を持ったことになるのです。

 

自分の言葉を持つことで、人は誰にも支配されない独立性を有することができます。