左膝の半月板を損傷にまともに歩けなくなりました。歩けなくなったことで、見えてきたことがあります。

 

「最大の勇気とは希望することだ」という言葉を知った時、ガツンと来るものがありました。

 

希望がなければ生きることは空しい。しかし、希望とはいったい何のか、それがなかなかわからないのですね。

 

膝を痛めてから、強く思うようになったことがあります。

 

希望とは本当の自分に帰ることなのだと思うのです。人生は旅なのですが、人生という旅は本当の自分に向かって歩いてゆく道程を意味するのだと、最近、しみじみと感じ入るようになりました。

 

本当の自分に帰ること、それが私にとっての希望です。その希望という光に向かって進むこと、が私にとって生きることだ、そんな気がしてなりません。

 

膝のリハビリはなかなか進みませんが、この膝が完全には快癒せずとも、希望への道をとぼとぼと歩んでゆこう、そんな風に想う今日この頃です。