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映画「心の旅路」を見た感想


心の旅路」という映画をご存じでしょうか。私自身、偶然「dTV」で見つけて鑑賞したのですが、これはかなり良い映画だと感じたので、感想を書くことにしました。

心の旅路」は1942年のアメリカ映画。監督はマーヴィン・ルロイ。主演男優はロナルド・コールマン。主演女優はグリア・ガースン

特筆すべきは、グリア・ガースンの美しさと演技力です。作品全体のトーンを決定してしまうほどの美しさでした。

ストーリーの特徴は、記憶喪失が扱われていること。展開に多少の無理はありますが、白けるような嘘っぽさはなく、充分に楽しめました。

主要登場人物の環境や地位が激変し、その大きな変化の中で「本当の自分(失われた最愛の人との暮らしに関わる記憶)を取り戻す旅」を続ける。そこに何ともいえない切なさがあり、愛に苦しめば苦しむほど、グリア・ガースンは美しくなるのでした。

この時代の映画は、特撮技術はありませんから、役者さんの演技力で映画の魅力が決定されてしまうのですね。

特に、この「心の旅路」のような心理劇では、微細な演技力を堪能できます。

シンプルだけれでも、作品自体をていねに、深く、精細に鑑賞できるのです。

古い映画は相当に見ているつもりでしたが、こういう名作もあるのですね。ということは、まだまだ映画を見る楽しみがあるということで、嬉しい気持ちになれました。

グリア・ガースンの主演している映画を、またぜひ見てみたいものです。

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