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アイラ・レヴィンの小説「ローズマリーの赤ちゃん」の7つの魅力。


ローズマリーの赤ちゃん」は小説を先に見て、次に映画を見ました。

アイラ・レヴィンの小説、その小説を原作としたロマン・ポランスキー監督の映画。

両方とも、かなり良かったのですが、怖いのでもう2度と読まないし、見ないと思います(苦笑)。

今回はアイラ・レヴィンの小説の方をレビューすることにしました。

「死の接吻」で有名なアイラ・レヴィン作のホラー小説。

1967年作。かなり古い小説ですが、決して古びてはいませんね。

とにかく最後まで読ませる力には驚きを禁じえません。どうしたって最後まで読まざるをえないのですね。

では、その力とはどこからくるのでしょうか。

そこで、アイラ・レヴィンの「ローズマリーの赤ちゃん」の7つの魅力をピックアップしてみることに。

小説「ローズマリーの赤ちゃん」の7つの魅力

1)巧妙なストーリーテリング。常に読者に期待を持たせる、挑発する、感覚を逆なでする、苛つかせる。

2)謎が謎を呼ぶ演出。何が真実なのか、わからなくさせる。主人公を窮地に落としこむ。孤立させる。読者に裏を読ませる演出。

3)会話による人物造形。会話の巧みさ。テンポの良さ。人物の性格、感情の揺れをいきいきと表現している。

4)伏線の張り方が巧い。さり気ないので、読み落としてしまうほどだ。

5)書き出しの魅力。読者を捕らえて話さない。読者を一瞬にして拉致しさる。

6)主人公と周囲とのズレを効果的に描く。恐がらせる、ホラー小説の典型的な手法。

7)微細な心理描写。心理の動きや微妙な揺らぎをの描き方が怖い。

いかがでしょうか。次は、アイラ・レヴィンの代表作「死の接吻」についてレビューする予定です。どうぞ、ご期待ください。

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