風花未来が、優れた詩や偉人の名言など、言葉(日本語)の力を再発見。「Web文章の書き方(ライティング)講座」を連載中。

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美しい言葉


文章力を養うことに役立つ本を集めてみました。

1)原色シグマ新国語便覧―ビジュアル資料 (シグマベスト)

文章力以前の問題として、最低限の日本語に関する知識を持ってないのでは、前途は明るいとは言えません。上の国語便覧という少し厳めしいタイトルの本は、高校生が使う副読本です。そのため、情報が厳選されていて、しかも読みやすく編集されています。口語文法や作文の基礎なども、わかりやすく解説されているので、安心です。

2)風花言響

これまで出版されてきた「文章の書き方」に関する書籍、いわゆる「文章指南書」の常識を破る電子書籍です。言葉の持つ力の可能性と、このマニュアルを実践される人の潜在能力を引き出す独自の内容が収められています。

3)キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック

文章力というと、本文を書く力のことだと思い込んでいる人が多いのですが、実は「見出し」「タイトル」「キャッチフレーズ」などを書く力こそ重要なのです。キャッチコピーの書き方を、これほど多くの実例をあげつつ、素人にも理解できるように解説した例は、他にはありません。しかも、コピーライターという仕事が花形ではなくなった、現代におけるキャッチコピーの必要性と実際に書けるようになるコツを、丁寧に説いていることも貴重です。2010年8月初版。B6サイズなどでセカンドバッグに入るので持ち運びにも便利です。

4)日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)

30種類のレトリック(表現を技法)を、実例によって具体的に解説。この手の本は学術的になりがちで読みにくと思うかもしれません。しかし、そこは「岩波ジュニア新書」なので、若い人向けにわかりやすく書かれていて、読み物としても楽しめます。「こんなレトリックがあったの!?」という意外な発見の連続です。

5)谷崎潤一郎「文章読本」 (中公文庫)

日本人として生まれて、意識的に文章を書いてみようと思ったら、この本は読まざるをえません。日本人の一般教養としても必須といえる名著です。日本の作家の中で最も耽美的な文章を書いた谷崎潤一郎。彼が語る文章の本質とは?

6)三島由紀夫「文章読本」 (中公文庫)

その美文で名高い三島由紀夫の「文章読本」は、理路整然として、非常に読みやすいのが特徴。谷崎潤一郎の「文章読本」をかなり意識して書かれているので、両方読んで比較すると、かなり興味深いと言えます。文章に対する2人の美意識の違いとは?

7)川端康成「新文章讀本 」(タチバナ教養文庫)

谷崎と三島の文章読本は有名ですが、川端康成の「新文章読本」を読んでいる人は少ないのではないでしょうか。私は新潮文庫で読みましたが、現在は絶版になっていますので、今回はタチバナ教養文庫版を。文章の美しさでは定評のある巨匠が書いた文章読本は、実はこの3冊をすべて読んで、初めて完結するのです。美しい日本語に憧れるとか、美しい文章を書きたいという気持ちのあるなしに関わらず、日本人として生まれてしまった宿命と諦めて、この3冊は絶対に読破してください。

美しい日本語で書かれた作品をまとめました。


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