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「小欲多施(しょうよくたせ)」。健やかに楽しく暮らすための養生訓


もっと軽快に、ラクに暮らす方法はないものかと、最近、思案しているのです。

生活の基本は「健康」であることは言うまでもありません。私の場合、健康であるために、やるべきことが非常に多いので困っているのです。

例えば、体重をベストな状態にもってゆきたいのですが、長年にわたって、その悲願が達成されていません。

まあ、ダイエットは今のところ順調に進んでいるので、あまり心配はしてないのですが、身体を鍛える毎日が、あまり楽しくないので、思案しているのです。

もっと、毎日を楽しく暮らしたい、そう切に願います。

どうやら、楽しい暮らしを実現するためには、2つの要素が必要なようです。

1つめは、経済力。いわゆる「お金」ですね。お金はたくさんあれば良いわけではなくて、自分が願うライフスタイルがかなえられる程度のお金があれば良い。お金を追求し始めると、不安と焦燥感が消えることはないので、ほどほどの「お金」を持っていることが大事だと思います。

2つめは、心と体のバランスがとれていること。心と体は別々に考えると、人生は楽しくなりにくい、と私は痛感しているのですね。

では、どうしたら、心と体の均衡を保つことができるのでしょうか。

私自身、いろいろ考えることも多いのですが、今日は今読んでいる「病気が怖くなくなる超呼吸法」という本に、素晴らしいことが書かれていたので、その言葉をご紹介することにしますね。

最後に「健康七訓」というのが載っています。全部良いことが書かれていますが、今回はその中の3つの言葉について書いてみたいと思います。

小座多歩(しょうざたほ)

座っている時間を少なくして、できるだけ歩く機会を増やしましょうということです。

私は29歳からデスクワークにかわったのですが、その後は大病を何回もわずらい辛い思いを繰り返してきました。デスクワークをしている人は、運動をする時間を無理にでも作らないと、デスクワークが続けられない体になっていまうことを私は痛感しています。

意味を少し広くとってみると、いろんなことが見えてきます。座ったままで、行動も起こさずに、机上の空論を繰り返しているだけでは、何事も前に進まないし、当然未来への視界も開けてこないので、毎日が楽しくなるはずはありません。一方、自ら歩いて汗を流し、多くの人に逢って話をすれば、くよくよと独りで思い悩んでいるよりも、ずっと毎日が楽しくなるのではないでしょうか。

小怒多楽(しょうどたらく)

嫌なことがあったらできるだけ早く忘れ、楽しいことを考えて暮らしましょうということ。

例えば、他人の悪行に悩まされているとします。この人間を憎み、怒りに狂っていては自分の人生はまったく楽しくなくなってしまいますよね。心ない人間と関わるよりは、意識を早めに切り替えて、自分の生活エリアを変更した方が賢明です。他人の悪行によって自分が損したことが悔しいのであれば、積極的に悪人に期待することをあきらめ、損をしたことも同時に諦あきらめてしまうこと。損を取り返したい、自分が得をしたいという気持ちがあるうちは、また心ない人間と関わりを持つことになるでしょう。

人生は短いので、自分が好きになれる人、いっしょうにいて楽しい人とだけ、穏やかな関係性を築いてゆきましょう。

小欲多施(しょうよくたせ)

自分の意見ばかりを押し通そうとしたり、自分が得をしようとばかり思うのではなく、他人の役に立つことを考えましょうということ。

このブログでは以前、「顔施(げんせ)」という言葉を紹介いたしました。特別な才能や富をもっていなくても、笑顔によって人の心をなごませることはできるというのですね。※こちらもお読みください⇒吉川英治の笑顔の秘密

他人の役に立つことを考え、行動を起こすと、自分の利益のみを追求しようと焦っている時とは違う、心の手ごたえを感じられるようになります。他人のためにだけ生きることはできませんが、他人の役たとうとすることで、心は幸せな状態に近づいてゆくことは間違いありません。

美しい日本語で書かれた作品をまとめました。

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