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高村光太郎詩集が「自分探しの旅」へと私を駆り立てる。

私は今、新しい「自分探しの旅」に出かけたところなのだ、そんな気がしています。

 

矢継ぎ早に5冊ほど本をネットで注文しました。

 

高村光太郎に関する本ばかりです。1冊以外はすべて絶版になっていたので、ネットの古本屋で注文しました。

 

高村光太郎の著書を読むことによって、私は「私の原点」に帰ろうとしているのかもしれません。「失われた時間」「置き忘れてきた大切なもの」を取り戻そうとしていると言ったほうが良いでしょうか。

 

それを「自分探しの旅」と、少し感傷的な表現をあえてしたいのも今の心境を素直に表している気がします。

 

なぜ高村光太郎なのかと申しますと、それは私が青春期に目指した3つのことをすべて成し遂げた人だと感じているからです。

 

私が青春期に目指した3つのこととは、以下のとおり。

 

1)彫刻家になること。

 

2)詩を書きつづけること。

 

3)愛に生きること。

 

私は以上の3つのことにすべて挫折してしまいました。違った方向に舵を切ってしまったというか、流されてしまったと言うべきか……。

 

高村光太郎は彫刻家であり、詩人でした。そして「智恵子抄」で有名なように妻・智恵子との愛を貫いた人でもありました。

 

今になって、また高村光太郎のように生きたい、などと大それたことは申しません。

 

ただ、読み返すうちに、自分の体の中の細胞が音たててざわめき始めるのを感じるので、もうどうすることもなく、高村光太郎の書いた言葉をむさぼるように読んでいる次第です。

 

青春期にも読んだことがなかった「定本 高村光太郎全詩集」も注文しました。

 

定本高村光太郎全詩集 (1982年)

 

さすがに、これから彫刻家にはなれませんが、詩を書くこと、愛に生きることはできるでしょう。

 

高村光太郎の最大の魅力は「愚直な人」であったこと。私は今こそ愚直に「自分らしく生きる道」をまっすぐに歩いてゆこうと心に決めました。

ノートパソコンを断捨離すると決めた2つの理由

ノートパソコンをカフェで使うことを、本日ついにやめることを決意しました。カフェで仕事をすることも、今日が最後にしようと決めました。

その理由は?

●ノートパソコンを使い続けると体が壊れてしまう。

一言でいうと、ノートパソコンは体に悪いからです。

カフェで2~3時間ほどノートパソコンを使っていると、首、肩、背中、腰、ふくらはぎまでが、限界まで辛くなります。

週に3回、整骨院で背骨と首の矯正をやってもらっているのですが、ノートパソコンで作業していたら、いたちごっこというか、体が改善しないのです。

ノートパソコンの液晶画面を長時間を見ていると、眼のピンとが合わなくなってきて、作業がほとんど進みません。これはもう、限界だなと悟りました。

今すぐ、ノートパソコンを断捨離しないと、体がもたない。

とにかく、ノートパソコンを使っている時の姿勢(特に首の角度)が、体にとって最悪なのです。

2016年に買ったばかり。しかも、30万円ほどした高価なノートパソコンで、使わなくなるのはもったいないのですが、体がまいってしまうよりはマシでしょう。

これからは、自宅のデスクトップ型パソコンだけでPC作業することに決めました。

長いこと仕事の重要な道具として使い続けてきたノートパソコンとは、これでサヨウナラ。ノートパソコンのない生活へと移行します。

●カフェでは、読書と手書きの執筆を楽しむ。

カフェでやることは、読書を中心に、大学ノートに手書きするだけ。これは私が、20代に続けていたスタイルです。その方が、創造的だとも思います。

「パソコン作業からは、アイデアは生まれない」という言葉がありますが、それは確かです。カフェでは、自由な物思いにふけったり、読書したりの方が楽しいでしょう。

ノートパソコンをやめた理由をまとめると以下のとおり。

ノートパソコンを断捨離すると決めた2つの理由

1)ノートパソコンは体に悪い。

2)カフェでノートパソコンを使わないで、読書したり手書きで執筆する方が創造的である。

武田鉄矢が主演した「刑事物語2 りんごの詩」に昭和という時代がクッキリ。

武田鉄矢が原作・脚本を担当し、主演をつとめたシリーズ映画「刑事物語」。今回は、その2をアマゾンビデオで見ました。

 

刑事物語2 りんごの詩」は、1983年(昭和58年)7月2日公開。

 

原作:片山蒼。脚本:渡辺寿、武田鉄矢、黒井和男。監督:杉村六郎。

 

これは大衆娯楽映画の佳作です。泣いて笑って、106分間楽しめます。

 

では、見終って何も残らない映画かというと、そうではありません。

 

第1作目は特にそうでしたが、この「刑事物語」シリーズは、武田鉄矢の自画像的な要素が強いのです。

 

武田鉄矢自身のメッセージが、そこかしこに散りばめられています。武田鉄矢が好きでない人も「うん!」と思い至る、意外な真実。昭和という時代が去り、失われたものの大きさを痛感せざるを得ません。

 

スマホはおろか、携帯電話やパソコンさえも普及していなかった、アナログにどっぷり浸かれることができた、1983年という時代が、映像にクッキリと映し出されておりました。

 

あと、特筆すべきは、酒井和歌子の異様なまでの美しさです。日活の青春映画シリーズを代表する女優さんですよね。旬な時期は過ぎているはずなのに、なおも輝き続けるオーラにはまいりました。

 

昭和の女優さんは、本当に清楚で美しい……。