これまで「詩心革命」という言葉を使ってきましたが「革命」という言葉に抵抗があり、今一つ馴染めないので、今後は「詩心回帰(しごころかいき)」と呼ぶことにしました。

 

「詩心回帰」という表現は、ベルグソンの「創造的進化」、ドストエフスキーの「永久調和」、ニーチェの「永劫回帰」に通じる、心(生命の根源)が極めて高い次元で満たされている創造的な状態を暗示。

 

まあ実は、それほど大げさに堅苦しく考えていただかなくても良くて(苦笑)、「詩心」に「回帰」すると、とっても良いことが起きる、いろんな方面でどんどんとプラスの連鎖が広がってゆく、ただそれだけのこと。

 

誰もが本来持っている「詩心」を取り戻し、「詩心」の良いところを存分に活用すれば、社会も日々の暮らしも豊かになる……だから何をするにも(政治・仕事・生活などすべておいて)「詩心」という永遠不滅のアプリを起動させた状態で行うようにしましょう、というのが「詩心回帰」の切なる訴えなのです。

 

この記事では、他の2本の記事の内容から、最も重要な個所をピックアップしました。

 

2本の記事とは、以下のとおりです。

 

⇒詩人の定義と詩心の7つの特長

 

⇒詩心回帰とは?

 

そして、詩心を活用して、政治と生活の未来を変えてゆくための風花未来の指針は以下のページで述べておりますので、ぜひ、ご覧ください。

 

⇒詩心回帰でかなえたい、理想の未来予想図

 

では、以下で、詩心を使う目的と詩心の特長について述べてみます。

 

詩心の2つの目的

 

「詩心」は以下の2つの目的のために活用するべきです。

 

目的1)忘れかけていた大切なものを取り戻すために「詩心」を使う。

 

私は誤解を恐れずに「私は政治について、自分が幸せになるために語っている」と断言します。

 

大事なのは「自分だけが幸せになりたい」というのではないこと。

 

自分も、そして他の多くの人も、いっしょに幸せになりましょう」という切なる願いを抱くことが大切だと私は思っています。

 

「詩心」も実は、人を豊かにし、幸せにするためにあるのです。

 

なぜか?

 

例えば、「どこか遠い街の駅の待合室に、とっても大事なものを忘れてきてしまった気がしている。それが何であるかを、詩を読むことで気づいた」ということはよくあるのです。

 

極めて大切のもの、自分が生きている証しと言いたいような、本当の自分がかつては胸に抱いていたものを、ふとしたきっかけで、取り戻せることはあります。

 

実は、それも「詩心」の効用のひとつです。

 

大事のものを取り戻すこと、心のふるさととも言うべき本当の自分が自然に息づける場所に帰ることを、風花未来は「創造的回帰」と呼んでいます。

 

忙しく、仕事や生活に追われまくって、自分に帰る時間さえなかった、そいういう人は多いのではないでしょうか。

 

「詩心」を想い出せば(取り戻せば)、だいじょうぶですよ。

 

空に流れる雲の動きに幼い頃の記憶を手繰り寄せる、それは「詩心」の働きです。「詩心」は「夕焼けがきれいだな」とか「優しい雨音に酔いしれる」とか、当たり前の豊かさを、私たちに返してくれます。

 

また、詩心を存分に活かせれば、本当の自分に帰ることも可能となるのです。

 

だから、豊かに、幸せになるために、「詩心」を活用しましょう。

 

目的2)美しいもの、豊かなものを、新たに創造するために「詩心」を使う。

 

「詩心」をポジティブに創造的に活用するよう、心掛けるべきです。

 

人は良いものを作り出す時、無意識のうちに「詩心」を活かしています。

 

美しい建造物を見た時、この建物はまるで詩のようだ、と形容したくなったことはありませんか。

 

その建物を作った人は、詩人だったのであり、詩心を存分に発揮したとも言えます。

 

私は日本および日本人に決定的に欠けているのが、あるいは諦めているのが、美しい景観に対する意識です。

 

建物や道路、街路樹、背景となる風景が美しければ、ベンチに腰を下ろして、じっとその景観を楽しむことでしょう。

 

しかし、看板だらけの街並み、街路樹も歩道さえもない、狭い道路が、もう当たり前のものだとして、日本人は諦めているかに見えます。

 

国宝の建造物を継承することは大事ですが、私たちがふつうに生活している街の風景を美しくする、そうしたい、という意識を持たないということは、自ら「詩」と「詩心」を放棄しているようなものです。

 

なぜなら、「詩心」は美と平和と安寧を愛するからです。

 

もちろん、建築だけでなく、料理、陶器、文具、家電なども、なぜ、もっとシンプルで美しくならないのか、と感じませんか。

 

美は、化粧やファッションだけにあるのではない。

 

歩いていて心が和らぐ小径、清流が静かにながれる街並み、そこにたたずむだけで癒される大きな樹木のある公園など、「詩心」を発揮すれば、必然的に素晴らしい空間を生み出そうとするでしょう。

 

また、保育園や老人ホームなどの施設も、機能性だけでなく、そこにいて心和めるデザイン性(美意識)にも配慮してほしい。

 

いかがでしょうか。

 

このように「詩心」を創造的に活用すれば、社会はもっと潤いあるものになり、私たちの暮らしも豊かになるのです。

 

詩心の7つの特長

 

「詩人」「詩心」と聞いても、多くの人は、その意味を説明できないでしょう。以下、「詩心の特長」をあげてみます。

 

1)すべてのものから自由な精神(自由

 

既成概念、固定概念、先入観、宗教、イデオロギー、あらゆる洗脳、謀略工作から自由な精神を詩心と呼ぶ。

 

2)美を感じる(もののあはれを知る)心(審美

 

豊かに美を感じ、もののあはれを知る繊細な心を、高い審美眼と美意識そのものを、詩心と呼ぶ。

 

3)生きとし生けるものへ愛情(慈愛

 

すべての生命に対する無条件の愛を有する心を詩心と呼ぶ。

 

4)物事の本質を見ぬく洞察力(直観

 

事象の核心をつく、物事の本質をつかむ洞察力を、詩心と呼ぶ。

 

5)未来を予見し、より良い未来を立案する能力(想像創造

 

豊かな想像力と創造性が詩心の大事な特性。未来を予見する予知能力を持ち、さらにより良い未来の形を、具体的にプランニング(企画)し、構成(ビルドアップ)できる「企画構成力」も詩心の特長。言い換えれば、「夢」を「現実」としてかなえる能力も、詩心の一つなのです。