教科書に載っていたりして有名な詩だけでなく、感動する詩、心に響く詩、あまりにも心を動かされて暗唱したくなる詩、さらには、極めて良質な価値を持っていると感じる、読み継ぎ、語り継ぎたい名作、隠れ名作がたくさん登場しますので、どうぞ、お楽しみください。
このページでは、当ブログにおいて掲載されている、美しい日本語で書かれた詩に関する記事(美しい詩シリーズ)をリンク集としてまとめてみました。
優れた詩を一篇でも多く、お一人でも多くの人に伝えたいという思いから、これらの詩の全文の紹介とレビューで構成される記事集(美しい詩シリーズ)を書いております。
美しい詩のアンソロジー
(以下は詩作品の総合リンク集ページ)
- (以下は詩人別に詩作品をまとめたリンク集ページ)
翻訳詩ベストセレクション
(愛は、どんな風にして君にきたか?~リルケの詩「『愛』より」から)
詩作品の全文とレビュー集
(以下は個別の詩作品の全文とレビューを掲載したページ)
西行の短歌「何事の おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」
みんなちがって、みんないい~金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」より
夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に……立原道造「のちのおもひに」より
高村光太郎の「レモン哀歌」は苛烈で静謐な愛の到達点であり、日本近代詩の頂点。
何事の おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる
宮沢賢治の詩「永訣の朝」は、日本近代詩の最高傑作かもしれない。
よわねをはくな くよくよするな なきごというな うしろをむくな……坂村真民の詩
雨の音が聞こえる 雨が降っていたのだ……八木重吉の詩「雨」より
この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば……八木重吉の詩「素朴な琴」より
あはれ花びらながれ をみなごに花びらながれ……三好達治「甃のうへ」より
秋の夜は、はるかの彼方に、小石ばかりの、河原があって……中原中也「一つのメルヘン」が語るもの。
「東京へゆくな ふるさとを創れ」という谷川雁の詩に、魂の火花を感じた。
高村光太郎の「あどけない話」という詩が智恵子抄の中でも特に輝きを増している理由。
我那覇雅子が絶賛する、桜沢如一の詩「母に捧ぐ」に圧倒される。
世のなかに光も立てず星屑の落ちては消ゆるあはれ星屑~映画「野菊の如き君なりき」より
ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした~立原道造「はじめてのものに」より
瓶にさす 藤の花ぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり
石川啄木の歌集「一握の砂(いちあくのすな)」から得た意外な発見について。
ドラマ「愛し君へ」で菅野美穂が朗読した詩「雨にも負けて」の切なさ
高村光太郎詩集から始めてみませんか。どんな詩を読むべきか悩んでいる人へ
木下夕爾の詩「晩夏」がもつ牧歌的な抒情は今でも貴重すぎます。
『母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?』 西条八十「ぼくの帽子」より
映画「学校」で西田敏行が朗読した「夕日」という大関松三郎の詩
吉野弘の「争う」を「ふぞろいの林檎たち」で手塚理美が朗読した件