草野心平という詩人ほど「ユニーク」という言葉が似合う人はいませんね。

 

「自由に」「思うがままに」「自分らしく」生きたいと願っても、現実は自分から進んで「自由」や「らしさ」を放棄して暮らしている(ことが多い)のではないでしょうか。

 

草野心平の詩を読むと、独特の解放感を覚える、心が解き放たれるような気がするのは、草野心平が、まぎれもない「自由な魂」をもった人間だからだと思います。

 

派手さはないけれど、地味だけで滋味が滲む、草野心平の詩(当ブログにてレビューした作品)を1ページにまとめてみました。

 

草野心平の詩「春のうた」は、みずみずしい生命讃歌。

 

草野心平の詩「青イ花」

 

草野心平の詩「秋の夜の会話」

 

草野心平の詩「空間」は、中原中也を追悼する詩なのだが…