草野心平という詩人ほど「ユニーク」という言葉が似合う人はいませんね。
「自由に」「思うがままに」「自分らしく」生きたいと願っても、現実は自分から進んで「自由」や「らしさ」を放棄して暮らしている(ことが多い)のではないでしょうか。
草野心平の詩を読むと、独特の解放感を覚える、心が解き放たれるような気がするのは、草野心平が、まぎれもない「自由な魂」をもった人間だからだと思います。
派手さはないけれど、地味だけで滋味が滲む、草野心平の詩(当ブログにてレビューした作品)を1ページにまとめてみました。