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森光子がドラマ「天国の父ちゃんこんにちは」で朗読した詩

美しい詩
この記事は約 2 分で読めます ( 約 622 文字 )

この詩をご存じでしょうか?

 

五月の言葉

 

貧しいから

あなたに差し上げられるものといったら

やわらかな五月の若葉と

せいいっぱい愛する心だけです。

でも、結婚してくれますね。

 

TBSの日曜劇場で1966年から21回にわたって放送された「天国の父ちゃんこんにちは」というドラマの中で、毎回必ず読まれた詩です。

 

主演は今は亡き、森光子さん。YouTubeで見たら、森光子さんの余りの若さに驚きました。

 

上の詩は、森光子が演じる主人公が、亡き夫にプロポーズされた時の詩だという設定です。

 

このドラマと、この詩については、さまざまなブログが取り上げていますが、詩のフレーズが少しずつ違っています。当時は、ビデオのない時代でしたから、記憶によって、差異が生じているのでしょう。

 

その詩を正確に知りたい場合は、このドラマの原作となった手記、日比野都「天国の父ちゃんこんにちは」を読めばわかるのでしょうけれど、今は絶版になっているようです。

 

答えはYouTube動画にありました(現在は削除)。上の引用した詩が正解です。詩のタイトルは「五月の言葉」でした。しかし、違う回では「五月のうた」と呼ばれています。

 

「うた」は「歌」なのか「詩」なのかはわかりません。

 

それにしても、五月には口ずさみたくなる、温かな詩ですね。

 

何人かのブロガーさんが、この「五月の言葉」について感想を書いていらっしゃいますが、こういう情報を気軽に共有できるのも、ブログという自分メディアの大きな魅力だと言えそうです。

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コメント 4
  • 2021/05/08 22:12

    私もこの詩が大好き、2019に亡くなった母も大好きでした、口ずさむと、母を思い出し、じ〜っんとします、手仕事をしている母に「始まったよぉ〜」と言うとテレビの前にやって来ました、子供の頃の懐かしい思い出です

    • 2022/04/26 13:33

      え〜❗私の母も、そうでした、夕食を済まして私達がテレビの前に居て母に「始まったよう〜」と言うと後かたづけをしていた母が手を拭きながら来ました「こんちはぁ〜パンツ屋ですう〜」と明るい言葉から始まりましたよね、2019に亡くなった母を思い出します

  • 2021/05/20 19:34

    彼との出会いで5月の詩に再会❗️彼は14才年上昨年介護のかいなく天国召されちゃいました❗️5月の詩で盛り上がりました!
    しあわせな
    一時でした

  • 2021/09/30 07:53

    私は昔、どこかで聞いたのか解らないけど強烈に記憶に残っていました。何故かヨーロッパの詩人の詩集から見たと勘違いしていました。とてもすっきりしました。

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