このカテゴリでは「文章の基本ルール」についてお伝えしています。初心者が犯しやすいミスの1つが「~が、」を多用することです。

 

「が」は接続助詞。単純な接続や逆説をわらわします。

 

さっそく例文をご覧ください。

 

体力づくりのために、これまでに何度かスポーツジムに通ったことがありますが、3ヶ月以上つづいたことがないので、その理由をいろいろ考えてみたのですが、自分の中でスポーツジムに行くことの優先順位が低いのが原因だと気づきました。

 

今日はこの本が読みたいから、友だちと飲みに行こうと誘われたから、面白いテレビ番組を見たいから、という理由でスポーツジムを休んでしまうのですが、それはスポーツジムが他のことよりも、私の中で優先順位が低いからなのです。

 

上の文章は2つの文で構成されていますが、この「~が、」の使い方は最悪です。1つ目の文で2回、2つ目の文で1回、合計3回も使われています。

 

「~が、」は同じ文で2回以上使いますと、文意がつかみにくくなる、文が長くなり過ぎるなど、良いことはありませんので、使わないでください。

 

また異なる文であっても、2つの文に続けて「~が、」を使うことも避けるべきです。文章のリズムが悪くなるので、稚拙な感じを読者に与えてしまうからです。

 

では、上の文章を書き直してみましょう。

 

体力づくりのために、これまでに何度かスポーツジムに通ったことがあります。しかし、3ヶ月以上つづいたことがありません。その理由をいろいろ考えてみましたら、自分の中で「スポーツジムに行くことの優先順位が低いこと」、それがつづかない最大の原因だと気づきました。

 

そのため、今日はこの本が読みたいから、友だちと飲みに行こうと誘われたから、面白いテレビ番組を見たいから、という理由で、簡単にスポーツジムを休んでしまうのです。他のことよりも、スポーツジムの優先順位を上げないかぎり、今後も挫折を繰り返すことは間違いありません。

 

上の文章にしますと、「~が、」をすべてなくすことに成功しました。

 

「~が、」を減らすための方法を簡単です。以下の3点を心がけてください。

 

1)「~が、」と書いてしまったら、注意する習慣をつける。

2)文が長くなりそうならば、文を2つに分けて、短くする。

3)「~が、」のかわりに、適切な接続詞を使う。

 

「~が、」を続けて使ってしまうミスは、注意していないと、ついつい犯してしまうものです。「~が、」はできるかぎり使わないようにする、くらいの気持ちが必要かもしれませんね。