「まどか」とは「愛が満ちみちて、円(まる)く和(なご)むこと」。
ですから「まどか」は「まどか(愛満⇒円和)」とも表記します。
余命3ヶ月の宣告を受けた風花未来は「まどか」「まどか愛」をカタチにしたいという想いを抱きつつ、詩作に専心しています。
では、以下で「まどか」について、ご説明いたします。
まどか 入門講座
●「まどか」は現実離れした理想ではなく、実現可能な世界
「まどか」は、「日本の名作詩ベスト100」「詩心回帰」と並ぶ風花未来(かざはなみらい)が提唱する、心の国民運動です。
「まどか」という言葉は、風花未来が開校した「風花まどか大学」の基本理念を形成する最重要キーワードであるとともに「風花シン党」の中心となるコアワード。
風花未来は2019年頃から「まあるい未来」を提唱してまいりました。
まあるい円を描くように未来を描きたいのですが、その時に大事になるのが「つなげること」です。
分断され、壊され、バラバラにされたものを、ていねいにつなぎ合わせて、まあるい円を描くように、まろやかな社会と生活をかなえてゆきましょう。
「つなげる」ものは、さまざまあります。
政治・経済・社会問題・歴史・街づくり・自然環境などの「外なる世界」と、文化・芸術・個人生活・心の問題などの「内なる世界」、これらを、つないで、つないで、一つの円として語るというのが「まあるい未来」だとご理解ください。
「まあるい未来」では、全部つなげて、ぐるっと、まるっと、まあるく一つの円として描き出した「未来物語」をご提示します。
「まあるい未来プロジェクト」のテーマは「人の時代」と「希望の未来」の創造です。この
テーマは「風花シン党」に引き継がれました。
それは政治だけを変えれば実現できるものではありません。人には「心」があるのですから。
内なる世界(個人の生活、文化芸術、心の問題)と外なる世界(政治・経済・社会問題・自然環境)が、つながってこそ、人は真の幸福が得られるのです。
今回の教材「まどか(円和)」では、目指す世界、理想の境地、幸福のカタチなどを、「まどか(円和)」という言葉に託しつつ、どのような状態なのかをイメージング。
そして、そのイメージは単なる現実ばなれした理想、夢、憧れではなく、実現可能であり、具体的にどうしたら、実現できるかについて、あらゆる角度からリアルにご提示してまいります。
●なぜ、「まどか」なのか?
このページの冒頭で以下のように「まどか」を定義。
「まどか」とは「愛が満ちみちて、円(まる)く和(なご)むこと」。ですから「まどか」は「まどか(愛満⇒円和)」とも表記します。
しかし、実はこの定義に至るまでに、紆余曲折があったのです。
当初、タイトルは「すべて『まどか』なり」としていたのですが、これでは長いので「まどか」としました。
「まどか」は「愛満」あるいは「円和」と書き表す、風花未来の造語(オリジナルワード)です。
「まどか」とは「すべて、だいじょうぶ」の状態を指す。「愛満」、つまり「愛が満ちている」ことが前提となって「円和」即ち「まあるく、和(なご)む」のです。
「まどか」をデジタル大辞泉は「1 まるいさま。「—な月」2 穏やかなさま。円満なさま」と説明しています。
しかし、風花未来の造語である「まどか」は、初期の頃は、以下のように定義しておりました。
大いなる愛に抱かれて覚える、深い安息と未来への希望
あるいは「深くて大きな和、愛と希望に満ちた和らぎの世界」と理解していただいても結構です。
「すべて『まどか』なり」の状態を英語にすると以下のとおり。英語の方がわかりやすいかもしれません。
Everything is all right. Peace is here.
この英語「Everything is all right」は、映画「1/4の奇跡 ~本当のことだから~ 」の中に出てくる言葉です。
⇒映画「1/4の奇跡 ~本当のことだから~ 」のレビュー記事へ
これでは、まだ難しいので、以下のように新たに定義しました。
「まどか」とは、愛が満ちみちて、円(まる)く和(なご)むこと
はじまりは「哀しみ」から
「まどか」という詩想は、実は「哀しみ」からスタートしました。
イメージでは浅いし、思想では固いので、あえて「詩想」という言葉を使います。
「まどか」のはじまりは「かなしみ」から。
あなたは「哀しい」時「愛しい」と感じませんか。
深い哀しみがあるから、深く広く愛せるのだと、風花未来は信じています。
「まどか」詩想は「かなしみ」の次には「うつくしみ」に発展しました。
「かなしむ」を漢字で書くと、以下の三通りがあるんですね。風花の造語ではなく、辞書にも載っている。
悲しむ
哀しむ
愛しむ
また、「うつくしむ」は【慈しむ/愛しむ】とも書きます。 古語の 「うつくし」は 【愛し/美し】と書くのです。
つまり「うつくしむ」には「慈」「愛」「美」の3つの感じがあてられる。
したがって、美しさと慈しみ(愛しみ)は、お隣さん以上の関係、ほぼ一体と見て差し支えないでしょう。
「うつくしみ」は「慈しみ」とも「愛しみ」とも書きますが、私は独自に「うつくしみ」を「美しみ」と書くことにしました。
「うつくしみ」
慈(うつく)しみ
哀(うつく)しみ
美(うつく)しみ
※以上は、風花未来の独自の当て字です
愛と哀の美への昇華、それが「うつくしみ」の世界であり、「慈哀美(じあいび)」なのです。
※「慈美哀」「うつくしみの世界」は、私、風花未来の造語です。
この「慈哀美」から「愛歓美」への昇華させるのが「まどか」なのですが、そのことは金子みすゞの詩に関することで語りましたので、ご確認ください。
「まどか」から「まどか愛」へ
「まどか」を「愛」という視点から明らかにしてみます。
「まどか(円和)」は、自分自身を愛する(利己愛)と同時に、他者を愛すること(利他愛)でもあり、自分だけを、あるいは他者だけを愛することは「まどか」を生み出しません。
その意味から、「まどか(円和)」は利己愛や利他愛を超えた大きな愛によって育みだされると言えます。
「まどか(円和)」を、利己愛や利他愛と区別するために「まどか愛」と呼んでも差し支えありません。
●「まどか」は、愛に満ちた光の球体である。
利己愛や利他愛を超越した愛を理解するためには、「まどか」を愛に満ちた巨大な光の球体だと考えるとわかりやすいでしょう。
巨大な光の球体には、自分自身が必ず入っていなかればならず、球体の外に自己が存するのであれば「まどか」にはなりません。
つまり「まどか」は自己犠牲ではないのです。
自分も他者もいっしょに幸せになる(自分も他者も愛という名の光の球体の中で呼吸している)様を、イメージしてください。
大いなるもののために力を注ぐと言うと、自分のことは軽視すべきだと考えがちですが、それは間違い。
自分を愛することは大事。自分を愛せない人には他者も愛せません。「まどか」も生み出せないのです。
そしてもう一つ忘れてならない大事なことがあります。それは「愛に満ちた光の玉」は自分自身の中にもあるということ。
私たちは「愛に満ちた光の玉」を抱いているからこそ、自分の外側に広がる世界と愛の共振ができ、「まどか」を創造できるのです。
ですから「まどか」がかなえられる時、愛に満ちた光の球体は、自分の外側にある巨大なものと、自分の中にある小さな球体の2つがあり、2つの球体は共振(共鳴・呼応・交信)している状態だと言えます。
ここで一点、確認してほしいのです。
「哀しみ」は消えて「歓び」があふれている、それが「まどか」であること。
「まどか(円和)」は「歓びの世界」であり、その「歓びの世界」は「愛あふれる光の球体」なのです。
大事なのは、その球体は自分を含む巨大な世界と、自分の中の両方に存在すること。
自分の外側に大いなるもの(光の球)を見出し、同時に自分の内側にも大いなるもの(光の球)を見出しつつ、歓びの世界に自分自身が(他の生きとし生けるものとともに)息づくことこそが、本当の豊かさであり、希望の未来の創造へとつながるのです。
愛は惜しみなく包み込む(すべてを引き受け、赦す愛)
愛惜しみなく与う⇒トルストイ
愛は惜しみなく奪う⇒有島武郎
愛は与え続けるだけのものでもなく、奪うだけのものでもありません。
この意味から、風花未来が唱える「まどか」では、「利他愛」「自己犠牲」「自己愛」「利己愛」という言葉は使いません。
風花未来の「まどか」では「愛」について、以下のように捉え、お伝えしています。
「まどか学」における『愛』⇒「まどか愛」へ
風花未来は「愛」以下のプロセスで、深めてまいりました。
愛は惜しみなくある
愛は惜しみなく湧き出る
愛は惜しみなく息づく
〇愛とは、赦すこと
憎しみや恨みは、魂を崩壊させます。魂の救済は「赦し」以外の道はありません。
〇愛とは、受け入れること
悲惨な運命さえも、受け入れ、愛で包み込めば、安寧を得られ、希望も湧いてくるのです。
そして、次の「愛」に行きついたのです。
愛は惜しみなく包み込む(善も悪もすべて引き受ける大きな愛)
人は愛がないと息苦しくて生きられません。空気が薄いと苦しいと同じです。
そして、以下の円環思想である「まどか(愛あふれる光の球体)」に到達。
人類は愛があふれる光の球体の中で生きるべき。愛の球体は私たちの中にもあるのです。
つまり、私たちは「愛を内に抱きつつ、愛に抱かれて生きている」わけです。
「まどか」とは、愛に満ちた巨大な球体を指し、また、その愛に満ちた球体の中で生きることを意味する、覚えてください。
私たちが幸福になるには「愛を内に抱き、大きな愛に包まれて生きる」、この道が最良だと風花は信じていますが、それを実現するには、この社会に、この世に、この宇宙に、愛を増やしていくことが必要なのです。
つまり、私たち一人ひとりが、内に愛を抱き、外に愛を発し、この世に愛を増やしつづければ、世界にあふれた愛に包まれて生きられるので、幸せになれるのです。
「まどか」を学びたい人へ
テキスト「まどか(風花円和)」
PDFファイル57ページで構成。
以下はテキスト「まどか(円和)」の目次です。
【1】「まどか(円和)」とは
●「風花円和」は「愛し、歓び、美しく生きる」ための水先案内
●「まどか」は現実離れした理想ではなく、実現可能な世界
●なぜ、「まどか(円和)」なのか?
●「青い鳥」と「むすん でひらいて」
●幸せの青い鳥を探す旅とは?
●「むすんでひらいて」に息づく人生の知恵
【2】「詩心回帰(まあるい未来)」のおさらい
●詩心回帰のおさらい
●まあるい未来
●人の時代の創造
●「世の中を変える」「世の中が変わる」とは?
●謙虚に「学ぶ」姿勢を大切に
●詩心の7つの特長の活用
【3】詩心の7つの特長
1)生きとし生けるものへ愛情(慈愛)
2)すべてのものから自由な精神(自由)
3)物事の本質を見ぬく洞察力(直観)
4)美を感じる(もののあはれを知る)心(審美)
5)未来を予見し、より良い未来を企画する能力(想像力)
6)視点を自由に動かせる能力(視点移動)
7)幸を分け合う、和の精神(調和)
●「慈愛」と「和の精神」は呼応・共振する。
■詩を読む習慣を、ぜひ!
【4】「救民詩人」として3人の詩人を再発見する。
■金子みすゞは「利他愛」の詩人?
●「お魚」「大漁」「鯨法会」は金子みすゞの原点
●金子みすゞの詩は「うつくしみの世界」「慈哀美(じあいび)」の結晶
■中原中也は「利己愛」の詩人?
■宮澤賢治の「 愛」は銀河系まで
●中原・宮沢・金子は「自己の魂と宇宙との調和」を求めた。
●「祈り」を「実り」に。だから「まどか」へ
【5】「まどか」の主体は「歓(よろこ)び」
●「まどか(円和)」は、愛に満ちた光の球体である。
●「うつくしみ」から「よろこび」へ。慈哀美から愛歓美へ
●真の哀しみを知らずして、真の歓びは得られない。
1)マインドで「歓び」を増やす
2)アクションで「歓び」を増やす
●「幸せなら「幸せなら 手をたたこう」のエピソード手をたたこう」のエピソード
【6】心眼を開く
●眼に見えるものは「虚像」であり、心に映るものが「実像」
●クラマーさんが愛した言葉クラマーさんが愛した言葉
【7】心の貧困問題と本物の豊かさ ●
●「心の貧困問題」を、どう解決する?「心の貧困問題」を、どう解決する?
●豊かさの条件「5つの転換」豊かさの条件「5つの転換」
【8】円心(えんしん)で、生きる
●光の使い方が、生き方
●光は「愛あるエネルギー」
●まるく、生きる。
●円心(えんしん)3つの心得
1)慈眼(じがん)
2)和笑(わしょう)
3)愛話(あいわ)
●もっと、光を。もっと、光を。
●すべて、まどかなり。すべて、まどかなり。
「まどか愛」をかなえるために「風花シン党」を立ち上げました。
「まどか」「まどか愛」の思想は「風花シン党」に引き継ぎ、この社会、この世、この宇宙に「愛をふやしてゆく」ために、仲間とともに行動してまいります。
風花未来の主な活動
【詩作】
【国民運動】
【心の復興】
「詩心回帰」
「円和(まどか)」
【文化】
【学び場】
「風花まどか大学」
【教材提供】
風花未来のメディア
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