まどか(円和)入門講座
風花未来の新作「まどか(円和)」の最重要キーワードは「まどか」にほかなりません。
「まどか」は「円和」と書き表し、「和」「調和」など、通常使われる言葉の意味を超越した「深くて大きな和、愛と希望に満ちた和らぎの世界」を指します。
●副タイトルは「すべて『まどか』なり」
「まどか」は「円和」と表記しますが、通常「まどか」には以下の漢字があてられます。
和か 愛か 円か 望か 満か
「まどか」は最も美しい日本語の一つだ、と風花未来は信じています。
「まどか」は「深くて大きな和」という意味からGreat Harmonyとも呼び、また「円和」と表記することから、Harmonious Circleとも呼称します。
「深くて大きな和」は表現としてやや固く、また「調和」や「和」という言葉が乱用されているため、「まどか(円和)」というオリジナル表現を使用することに決めました。
これまで風花未来はさまざまなキーワードを使って来ましたが、それらを総合した、すべてを包み込む言葉が「まどか」だと思ってください。
しかし、今の段階では「まどか」がいかなるものなのか、全くわかりませんよね。
この風花未来の新作「まどか」を最後までお読みいただければ、「まどか」の本質をご理解いただけますので、どうか最後まで風花とお付き合いください。
まずは「まどか」への序章ということで、これまでの「詩心回帰」での論考を振り返りながら、その方向性をお示しします。
●詩心回帰のおさらい
「詩心回帰」には以下の二つの基本行動があります。
■忘れてしまった大切なことを想い出し、取り戻す(創造的回帰)
■取り戻したことを生かして、希望の未来をつくる(創造的進化)
「回帰」も「進化」も、ともに「詩心の7つの特性」を活用して行います。
⇒「詩心の7つの特性」「創造的回帰」「創造的進化」に関する詳しい解説はこちらへ
●まあるい未来
風花未来が2018年から提唱している「詩心回帰」を、わかりやすく、まろやかにさせたのが「まあるい未来」。
希望あふれる未来を、円を描くように一つの物語としてお伝えするのが「まあるい未来」です。
●人の時代の創造
「まあるい未来」が目指すのは「人の時代」。
これまでの日本の歴史を振り返りますと、「物の時代」「経済(お金)の時代」「情報の時代」はありましたが、一度たりとも「人の時代」は訪れたことがありません。
「人の時代」とは、人が人らしく、自分が自分らしく暮らせる時代のことです。
「まあるい未来」をつくるには、どうしても「詩心」が不可欠。
「詩心」には多彩な能力が備わっており、それらを生かせば、明るい未来への視界が開けてきます。
まあるい円を描くように未来を描きたいのですが、その時に大事になるのが「つなげること」です。
分断され、壊され、バラバラにされたものを、ていねいにつなぎ合わせて、まあるい円を描くように、まろやかな社会と生活をかなえてゆきましょう。
「つなげる」べきものは、さまざまあります。
政治・経済・社会問題・歴史・街づくり・自然などの「外なる世界」と、文化・芸術・個人生活・心の問題などの「内なる世界」、これらを、つないで、つないで、一つの円として語るというのが「まあるい未来」だとご理解ください。
つまり、神羅万象、すべてを円としてつなげてゆくのが「まあるい未来」的思考法だと言えます。
ここで最も大事なのは、「外なる世界」と「内なる世界」、そのどちらかだけでは、根本的には何も変わらないと知ることです。
「外」と「内」は常に一体。(シンクロ・共鳴)してこそ、正常に起動するのです。
風花未来が提唱する「まどか(円和)」では「魂と宇宙との調和」という表現をしばしば使いますが、この「調和」は「外」と「内」との(シンクロ・共鳴)以外のなにものでもありません。
全部つなげて、ぐるっと、まるっと、まあるく一つの円として「希望の未来」を、ごいっしょに描き出してまいりましょう。
●余直し、世直し、世直り
【余直し】とは自分を良く変えること⇒自分自身による自己変革
【世直し】とは世の中を良く変えること⇒人間による社会変革
【世直り】とは「余直し」ができている人々が増えることで自然と世の中が良くなること⇒天による変革
「世直り」の基本に、人民(草の根)一人ひとりの「学び」があります。