私は金子みすゞの詩の世界を「慈哀美(じあい)」と称しています。

 

金子みすゞの詩は、生きとし生けるものへの慈しみと、愛深きがゆえの哀しみを、優れた技法(擬人法・視点移動など)を駆使し、魂と宇宙との調和か祈る、独自の「美しみ」の世界を表現しています。

 

「うつくしみ」は「慈しみ」とも「愛しみ」とも書きます。私は「うつくしみ」を「美しみ」とも書きたいのです。

 

愛と哀の美への昇華、それが「美しみ」の世界であり、「慈哀美」なのです。

 

※「慈美哀」「美しみの世界」は、私、風花未来の造語です。

 

以上が、金子みすゞの詩にある「きらめきの秘密」にほかなりません。

 

私は自分の考えを押し付けたいのではありません。優れた詩の3要素を結晶化させつつ到達した「美しみ」の世界である「慈哀美」こそ、私たち現代人に最も必要なのではないでしょうか。

 

金子みすゞの詩は「慈哀美」が輝く「光のバトン」です。みすゞの詩に感動することで受け取った「光のバトン」を、私たちの未来に具体的に生かしてゆきたい、と私は節に願っています。

 

その願いが、私の提唱する「詩心回帰=まあるい未来」なのです。

 

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