映画「グリーンブック」は、白人と黒人の友情を描いた良質ドラマ
映画「グリーンブック」を鑑賞。2018年のアメリカ映画。偶然見つけて、何の予備知識もなく、見始めたが、徐々に作品世界にのめり込み、ラストまで熱中した。良い映画だ ...
2023/06/22
外国映画のベスト10を、けっこう気ままに選んでみました。1)映画「愛情物語」は尊いギフト(贈り物)だと感じました。2)映画「その男を逃すな」では、シェリー・ウィ ...
2022/12/27
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映画「その男を逃すな」では、シェリー・ウィンタースの名演技に引き込まれた。
「その男を逃がすな」は、1951年に製作され、1952年に公開されたアメリカ映画。監督は「初恋時代」のジョン・ベリー。主演は、ジョン・ガーフィールドとシェリー・ ...
2022/12/01
映画「アウトロー」、この心地よさは? トム・クルーズ主演だけど…
映画「アウトロー」は、2012年のアメリカ映画。監督と脚本は、クリストファー・マッカリー。主演はトム・クルーズで、主人公のジャック・リーチャーを演じている。トム ...
2022/07/03
「その男を逃がすな」は、1951年に製作され、1952年に公開されたアメリカ映画。
監督は「初恋時代」のジョン・ベリー。
主演は、ジョン・ガーフィールドとシェリー・ウィンタース。
映画「その男を逃すな」、知らない。シェリー・ウィンタース、聞いたことない、という人は、とにかく、この映画「その男を逃がすな」を見てほしい。
若い女性の演技が、これはもう筋金入りで、その表情の目まぐるしい変化に、この映画は並外れて優れた心理劇であることがわかるはずだ。
それにしても、シェリー・ウィンタースという女優は素晴らしすぎる、と思ってプロフィールを読んでいたら、あの名作映画「陽のあたる場所」に出演していたことを知り、思わずのけぞった。
モンゴメリー・クリフトに殺されてしまった、あの地味な女性を演じたのが、シェリー・ウィンタースなのであった。
ドラマとは変化である、という言葉があるが、まさにこの映画「その男を逃がすな」では、犯人との関わりで、激しく動揺する主人公女性の心理の変化を、シェリー・ウィンタースが、繊細かつ大胆に、演じて見せてくれた。
映画「アウトロー」は、2012年のアメリカ映画。
監督と脚本は、クリストファー・マッカリー。主演はトム・クルーズで、主人公のジャック・リーチャーを演じている。
トム・クルーズが主演の映画の特徴として「心地よさ」がある。
これを、いわゆる「安定の面白さ」と呼ぶべきものだろうが、その理由を少しだけ考えてみたい。
要するに、トム・クルーズ演じる主人公が、激情的ではない、つまり、感情が入り過ぎないということ。感傷的でもなく、クールすぎることもない。
ほどよい、バランスのとれたキャラクター。ただ、格好良さだけは群を抜いている。
無駄はそぎ落とされ、合理的かつスピーディーに物語は展開する。
ほどよい水分はあるが、決して、ウエットにはならない。
だから、見ていてラクだし、「心地よい」のだ。
しかし、私としては、もっと単純な設定と展開のサスペンス・アクションを欲する。
スタローンの「デイライト」、シュワルツェネッガーの「イレイザー」、ブルース・ウィリスの「ダイ・ハード」が好きだ。
もちろん、これらの作品は、トム・クルーズの映画とはジャンルが異なることを充分の承知しているのだが、どうしても、言いたくなってしまうのである。