映画「フライト・ゲーム」は、2014年に公開されたアメリカ映画。
ハリウッド映画はもう観たくないと思っている人も、この映画を鑑賞すると、まだまだ面白い作品もあると感じるだろう。
それもこれも、主演のリーアム・ニーソンの存在感と演技力のおかげだ。
哀愁のある表情は、あの伝説のテレビドラマ「逃亡者」の主役を演じた、デビット・ジャンセンをほうふつとさせる。
リーアム・ニーソンが主演の映画はまずハズレなしなので、見つけたら、即見ることにしている。
この映画がなぜ名作の名にふさわしいかと言えば、それは人間ドラマとして、きっちり人間を描き込んでいるからだ。
辛い過去を背負った主人公には、リーアム・ニーソンが良く似合う。
リーアム・ニーソンが怯える少女に渡した「おまもり」、こうした細部の演出が作品の質と高めるのである。