映画「シティ・オブ・エンジェル」は、1998年に公開されたアメリカ映画。

 

主演はニコラス・ケイジとメグ・ライアン。

 

ヴィム・ヴェンダース監督の1987年の映画『ベルリン・天使の詩』のリメイクだが、そういうことは、一切、気にする必要はない。

 

一言、純愛映画の古典と賞賛したい。

 

純愛映画は、星の数ほどあるが、そもそも純粋な愛ほど描きにくいものはない。

 

現実社会には、純愛は存在しないからだ。

 

どう描こうとも、嘘っぽくなってしまう。

 

だからこそ、天使が必要なのである。

 

ファンタジー、この手法に頼らざるを得ないわけだが、この「シティ・オブ・エンジェル」は、無理なく自然に、純愛を信じさせてくれる、それだけでも、絶賛に値する。