今日ご紹介するのは、1998年にNHKで放送された「詩のボクシング 鳴り渡れ言葉 一億三千万の胸の奥に」の動画です。

 

ねじめ正一さん、谷川俊太郎さん、お二人のパフォーマンス、本当に楽しかった。

 

詩を、心だけでなく、体を揺らしながら聞いたのは、この番組を見た時が初めてでした。

 

言葉って面白いものなんだ、詩ってエキサイティングなものなんだということを、全身で感じられるような構成になっています。ぜひ、ご覧ください。

 

長いので7分割になっています。

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 1/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 1R,2R 2/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 3,4,5R 3/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 4/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 6R 5/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 8R 6/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 審査結果7/7

 

ビデオVHSに録画していたのですが、引っ越しの時に処分してしまったのか、現在は手元にありません。

 

YouTube動画にアップされていたので、何年ぶりかで、堪能できました。

 

屋台で飲みながら採点する詩人、奈良女子大の文芸部メンバーが登場するなど、番組構成も素晴らしかった。

 

あの頃は、まだ東京に住んでいて、大病した後なのに、野心に燃えていたのを憶えています。

 

詩は楽譜のようなものである。詩の朗読は、音楽の演奏に似ているという谷川俊太郎さんの言葉が忘れられません。

 

消費され、忘れ去られる言葉ではなく、繰り返し味わえ、心の糧となる言葉を、これからも大事にしてゆきたいと思いました。