偶然開いたYouTubeチャンネル。そこで松坂慶子の若い頃の顔が大写しになっていた。
番組目は「ザ・サスペンス」。この回のドラマのタイトルは「一千万人の中の孤独」である。
放送されたのは、1983年4月30日である。
まあ、大して面白くないだろう、くらいの気持ちで見ていたら、ハマってしまった。
気づいたら、最後まで見ていたのである。
けっこう丁寧に作られたドラマだ。何より、主演の松坂慶子が熱演ぶりが凄かった。
昭和のドラマ、というべきだろうか。とにかく、人間臭いのだ。
携帯電話もなく、公衆電話でのやりとりに、昭和は遠くなりにけり、の思いにかられる。
それはともかく、主題歌も良い。中島みゆき「時刻表」。中島みゆきは好きではないが、この歌を聴くかぎり、才能はあるなぁと感じた。
挿入歌は、郷ひろみの「美貌の都」。これは印象に大して残らなかった。
とにかく、昭和。昭和を感じさせるドラマである。