- 投稿 2018/03/08更新 2018/05/21
- 日本語 - 間違えやすい日本語
日本語の中にはややこしくて誤りがちな言葉がたくさんあります。似ていて、使い方を間違えてしまう場合も多々あるのです。
今回ご紹介する「おざなり」と「なおざり」も、誤用しやすいので注意しましょう。
いかがですか? この二つの言葉の違いを正確に説明できそうですか。
では、「おざなり」と「なおざり」の意味を説明しますね。以下は「weblio辞書」からの引用(抜粋)です。
おざなり
「お座成り」とも書く。その場の思い付きなどの適当な言い訳や発言をすること。その場逃れにいいかげんな言動をする・こと(さま)。いいかげんい、形だけで物事を行うこと。
次のように使う。「おざなりな言い訳」 「 おざなりな返事」 「 おざなりを言う」
なおざり
1)真剣でないこと。いいかげんにして、放っておくこと。また、そのさま。 「商売をなおざりにする」
2)深く心にとめないこと。あっさりしていること。また、そのさま。
どうでしょうか? けっこう似ていて、違いがわかりにくいですね。これでもわかるとおり、多くの人たちが「おざなり」と「なおざり」を混同して使っているであろうことが、容易に想像できます。
厄介なことに、文字数、言葉の響きも似ているので、余計に区別しにくいのです。
では、どうしたら間違えないようにできるのでしょうか。 この記事の続きを読む