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「おざなり」と「なおざり」の違いがわからずに、誤用してはいませんか?

日本語の中にはややこしくて誤りがちな言葉がたくさんあります。似ていて、使い方を間違えてしまう場合も多々あるのです。

 

今回ご紹介する「おざなり」と「なおざり」も、誤用しやすいので注意しましょう。

 

いかがですか? この二つの言葉の違いを正確に説明できそうですか。

 

では、「おざなり」と「なおざり」の意味を説明しますね。以下は「weblio辞書」からの引用(抜粋)です。

 

 

おざなり

 

「お座成り」とも書く。その場の思い付きなどの適当な言い訳や発言をすること。その場逃れにいいかげんな言動をする・こと(さま)。いいかげんい、形だけで物事を行うこと。

 

次のように使う。「おざなりな言い訳」 「 おざなりな返事」 「 おざなりを言う」

 

なおざり

 

1)真剣でないこと。いいかげんにして、放っておくこと。また、そのさま。 「商売をなおざりにする」

2)深く心にとめないこと。あっさりしていること。また、そのさま。

 

 

どうでしょうか? けっこう似ていて、違いがわかりにくいですね。これでもわかるとおり、多くの人たちが「おざなり」と「なおざり」を混同して使っているであろうことが、容易に想像できます。

 

厄介なことに、文字数、言葉の響きも似ているので、余計に区別しにくいのです。

では、どうしたら間違えないようにできるのでしょうか。 この記事の続きを読む

正直の頭(こうべ)に神宿る。

正直の頭に神宿る」は「しょうじきのこうべにかみやどる」と読みます。ことわざですが、使う人は少ないのではないでしょうか。

 

私自身も最近になって知りました。テレビドラマ「白い巨塔」(田宮二郎が主演したバージョン)の中で出てきたのです。

 

良い言葉だと直感したので、ご紹介することにしました。

 

正直な人には、必ず神のご加護がある」という意味。

 

似た言葉としては「Honesty is the best policy.(正直は最善の策)」があり、この方がしばしば使われますよね。

 

その他の類似表現には、以下のような言葉があります。

 

「正直の頭に神宿る」の類似表現

神は正直の頭に宿る。

正直は一生の宝。

正直は最善の策。

正直者に神宿る。

 

「白い巨塔」は、どす黒い人権謀術策がうずまく欲望の世界が描かれているので、その中で使われた「正直の頭に神宿る」という言葉が実に鮮明に浮かび上がったのでした。

 

他の類似表現よりも、「正直の頭に神宿る」がふだん使われないだけに、また「頭」という言葉に、重さが感じられ、もっとも敬虔で純粋な表現であると言えるのではないでしょうか。

 

ドストエフスイーの「白痴」に出てくるムイシュキン侯爵、「カラマーゾフの兄弟」に出てくるアリョーシャは、まさに正直者の典型として描かれています。

 

純粋無垢な人の魂は、全人類の憧れかもしれませんね。

「椿三十郎」は黒澤明監督の映画の中で最も完成度が高い作品。

黒澤明監督の映画「椿三十郎」を久しぶりに見ました。久しぶりですが、これまでに5回以上は見ていると思います。

 

「椿三十郎」の視聴はこちらで

 

今回の鑑賞で気づいたことを、忘れないうちに記しておきたいのです。

 

黒澤明の映画作品の中で、最も作品として完成度が高いのは、この「椿三十郎」である、と今回の鑑賞で確信しました。

 

黒澤明の全作品の中から、ベスト10をあげろと言われたら、私はちゅうちょなく以下の3作品をあげます。 この記事の続きを読む

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