Warning: Undefined variable $show_stats in /home/kazahana/kazahanamirai.com/public_html/wp-content/plugins/stats/stats.php on line 1384

「和の精神」「助け合い」。美しい言葉アンケート報告4

今日は、KYさんからいただいた「私が美しいと感じる言葉」をご紹介。

 

和の精神

 

助け合い

 

1人の力では何もできないけど、みんなの力が集まれば、大きな力になる、という主旨に共感しました。僕の生き方に大きな変化を与えてくれた大切な言葉です。

 

日本人の固有のメンタリティを象徴する言葉として「和の精神」「助け合い」がかつてあったし、今もなお生きていると信じたいですね。

 

ただ中途半端な個人主義を知ったばかりに、日本人の精神構造は、バランスを失ってしまっているように見受けられます。「和して同ぜず」という言葉がありますが、しっかりとした「個」を持ちつつ、「和」を尊ぶ精神を持ち続けていたいと思う今日この頃です。

 

忘れてはならない日本人の根にある言葉を推薦してくださいまして、ありがとうございました。

「弱りし鳥の一羽をも 助けてその巣にかえし得ば わが生涯は無駄ならじ」アンケート報告3

美しい言葉アンケート結果報告、その3回目です。

 

HKさんから、いただきました、推薦の言葉を、ご紹介。

 

一人の憂いを去り得なば

一人の悩みを癒し得なば

弱りし鳥の一羽をも助けてその巣にかえし得ば

わが生涯は無駄ならじ

 

一つの言葉ではないかもしれません。

でも、まとまっている言葉の全体に表れる「束」がとても清潔に感じるのです。

そして、自分の人生に重ねてみたいと、いつも思う好きな言葉の「束」です。

 

これはエミリー・ディキンソンという詩人の言葉だとか。

 

エミリー・ディキンソンは1830年の12月11日に、アメリカのマサチューセッツ州に生れ、1886年に生涯を終えた女流詩人。生前は無名であったが、1700篇以上残した作品は世界中で高い評価を受け、19世紀世界文学史上の天才詩人との声も。

 

正確には、最初に以下の一行が入るみたいです。

 

若し我れ心痛みたる一人だに救い得ば 我が生活は無駄ならじ

 

まあ、この一行がなくても、というか、ないほうがシンプルで良いかもしれません。

 

それはともかく、強い言葉ですね。人の役に立ちたい、奉仕したいという気持ちは誰もが持っているけれども、それを人生の軸として生きられる人は、極めて少ないのではないでしょう。

 

忘れてしまわないために、壁に貼っておきたくなるような「名言」ですね。

 

HKさん、貴重な言葉を教えていただきまして、誠にありがとうございます。

 

詩人の坂村真民は、エミリ・ディキンスンのこの詩を、枕元に貼り付け、毎日眺めていたというエピソードも。

 

では最後に、エミリ・ディキンスンのこの詩の全文を引用しておきます。

 

若し我れ心痛みたる一人だに救い得ば

我が生活は無駄ならず

一人の憂慮(うれ)いを去り得なば

一人の苦痛(なや)みを医し得なば

弱りし鳥の一羽をば

助けて其の巣に帰し得ば

我が生活は無駄ならず

「ほほえみ」。美しい言葉アンケート結果報告2

美しい言葉アンケート結果報告、その2です。

 

今回も、Hiroさんの推奨された言葉をお贈りしますね。

 

ほほえみ

 

やわらかく、やさしい感じがする。ここから美しいものが生まれてくるイメージ。

 

ほほえみ」は「微笑」とも「微笑み」とも書きますよね。それをあえて、ひらがなで「ほほえみ」と書いたところにポイントがありそうですね。

 

「笑顔を見れば、その人のすべてがわかる」というような意味のことをドストエフスキーが言っています。それくらい笑顔は人間性を赤裸々にあらわしてしまうものなのですね。

 

「ほほえみ」と、ひらがなで表したくなる、そんな、やわからで、美しい笑みに出逢うことも少なくなりました。笑顔のきれいな人が少ない時代は、寂しい気がしますね。

 

でも、そんな渇いた時代でも、美しい笑顔の人はいると私は信じています。いつか、そういう人に出逢えるのではないか、そういう期待をなくしたら、この先の未来に希望を見出しにくいとさえ考えているのです。

 

Hiroさん、素晴らしく美しい言葉を伝えていただいて、本当にありがとうございました。