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「です・ます」調と「だ・である」調の使い方

文章の書き方に関する本を読みますと、例外なく「です・ます」調か、「だ・である」調のどちらかに、文体を統一しなさいと書かれています。

 

「です・ます」調と「だ・である」調が、混在している例をあげてみましょう。「言響プロジェクト」について、ブロガーさんが感想を書いているという設定です。

 

風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるようだ

 

どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されはじめているようです

 

私も「言響Letter」を読んでいますが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみになってしまうのである

 

ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っています

 

これでは、読んでいて、違和感を覚えてしまい、読者に対する印象も悪くなります。その理由は「です・ます調」と「だ・である調」が混在しているからです。

 

以下、「だ・である調」で統一してみましょう。

 

風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるようだ

 

どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されているらしい

 

私も「言響Letter」を読んでいるが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみにしている

 

ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っているところである

 

この方が、スッキリと読めると思います。それでは、次に「です・ます調」で統一してみましょう。

 

風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるです

 

どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されはじめているみたい

 

私も「言響Letter」を読んでいますが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみになってしまうのです

 

ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っています

 

■「だ・である」調のメリット・デメリット

 

これでお気づきの方もいるでしょう。「だ・である」調の方が、語尾の変化にバリエーションが多いので、語尾が単調になりにくいという長所があります。

 

その一方で、口調がきつくなりがちで、読者に堅苦しい感じを与えてしまうことも多いという欠点もあるのです。

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「いってきます」 「いってらっしゃい」美しい言葉アンケート結果6

今日はHAさんからいただいた「美しいと感じる日本語」をご紹介しますね。

 

いってきます

いってらっしゃい

おかえりなさい

 

「いってきます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」、こう言って貰えるだけで安心出来る。帰る場所があることの幸せに、日々感謝です。

 

あいさつ言葉を「美しい」と感じる人は多いですね。以前、こんな日本語に関するアンケート結果もご紹介しました

 

HAさんのおっしゃるとおり、「いってきます」「いってらっしゃい」、この2語だけでも、ほっとできますね。独りではないことを確認できる、素晴らしさが、そこにあるからでしょうか。

 

ならば「おかえりなさい」の対語は「ただいま」ということになりますよね。

 

「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえりなさい」、この四つの言葉は、その響きも、うるわしいですね。

「かしこまりました」。美しい言葉アンケート結果5

今日は、YNさんからいただいた「美しいと感じる言葉」をご紹介しましょう。

 

かしこまりました

 

さようでございますか

 

申し訳ございません

 

 

 

言葉が乱れる時、人心も乱れると言いますが、確かに、そういうことはあると思いますね。

 

敬語を正しく使えないということは、人と人との関係性を、良好に保ちにくいことにつながります。

 

かしこまりました」「さようでございます」「申し訳ございません」は、いずれも非常に美しい言葉です。なぜ美しいと感じるか?

 

それはきっと、これからの言葉を上手に使えば、人の心をやわらげ、人との関わりを和やかにできるからではないでしょうか。