- 投稿 2017/11/18
- 文章の書き方 - 文章の基本ルール
文章の書き方に関する本を読みますと、例外なく「です・ます」調か、「だ・である」調のどちらかに、文体を統一しなさいと書かれています。
「です・ます」調と「だ・である」調が、混在している例をあげてみましょう。「言響プロジェクト」について、ブロガーさんが感想を書いているという設定です。
風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるようだ。
どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されはじめているようです。
私も「言響Letter」を読んでいますが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみになってしまうのである。
ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っています。
これでは、読んでいて、違和感を覚えてしまい、読者に対する印象も悪くなります。その理由は「です・ます調」と「だ・である調」が混在しているからです。
以下、「だ・である調」で統一してみましょう。
風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるようだ。
どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されているらしい。
私も「言響Letter」を読んでいるが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみにしている。
ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っているところである。
この方が、スッキリと読めると思います。それでは、次に「です・ます調」で統一してみましょう。
風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるです。
どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されはじめているみたい。
私も「言響Letter」を読んでいますが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみになってしまうのです。
ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っています。
■「だ・である」調のメリット・デメリット
これでお気づきの方もいるでしょう。「だ・である」調の方が、語尾の変化にバリエーションが多いので、語尾が単調になりにくいという長所があります。
その一方で、口調がきつくなりがちで、読者に堅苦しい感じを与えてしまうことも多いという欠点もあるのです。