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「おすそ分け」は柔らかな和の心が息づく、美しい日本語。

お裾分けおすそわけ)」という言葉を、最近、ほとんど聞かなくなった気がします。

 

ウィキペディアは「お裾分け」について、以下のように説明しています。

 

御裾分け

御裾分け(おすそわけ)は、「裾分(すそわ)け」の丁寧語である。お福分けとも。

 

他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること。

 

「すそ」とは着物の裾を指し、地面に近い末端の部分というところから転じて「つまらないもの」という意味がある。

 

よって、本来目上の人物に使用するのは適切ではない。一方、お福分けは「福を分ける」意味であるゆえ目上の人物に使用しても失礼に当たらないとされている。

 

お福分けおふくわけ)」という言葉も良いですね。ただ、私は「お裾分け」も「お福分け」も使ったことがありません。

 

こんなに良い感じの日本語を、私はどうして今まで使えてこなかったのでしょうか? この記事の続きを読む

大和言葉は消えゆく美しい日本の風景のような存在かもしれない。

大和言葉やまとことば)」について、あまり意識したことがありませんでした。しかし、このブログで「美しい言葉」を紹介するうちに、美しい日本語の多くが「大和言葉」であることに思い至ったのです。

 

「大和言葉」についていろいろ考えているうちに、一つの映像が浮かんできました。それは何十年も前に訪れた安曇野の風景です。

 

安野光雅という画家の絵に惹かれ、安曇野を旅した若い日のこと。安曇野の風景は、眼に優しいばかりでなく、心にもまろやかに馴染んできて癒されたのでした。

 

その遠い想い出を追いかけて、それから二十年以上も経ってから、また安曇野に足を運びました。

 

その時のショックを今も忘れることができません。 この記事の続きを読む

Web文章の1行の文字数は何文字が適正?

インターネット上で公開される文章のことを、Web文章、またはネット文書と呼びます。

 

Web文章の場合は、1行が長すぎると、非常に読みづらいのです。というのは、本と違って、文字の位置を手で自由に動かせないので、横書きの長い文字列を読む時は、首を横に振るしかないから。

 

では、Web文章の1行は何文字程度が読みやすいのでしょうか?

 

これはブラウザおよびブラウザの設定や文字の大きさにもよりますので、一概には言えません。 この記事の続きを読む