今、自分自身にガツンと来るものがあって、それを確かめるために、この原稿を書いています。
胸にグーンと迫るものとは?
それはたぶん、運命を決する戦いに臨む時の心境とは、今の風花未来の心の持ち様と、あまりにも似すぎているのではないのかと……。
おそらくは、長い人生において、こういうふうに強烈に胸に来るものを感じる時は、滅多にはないけれど、必ず一度は訪れる、いや、一回だけやってくる、そんな気もしているのです。
で、話は、いきなり、黒澤明の世界的な名作映画の話に飛びます。かなり唐突ですが、お許しください。この突然のジャンプが「風花節」の特徴なんですけどねぇ~。
●映画「七人の侍」で放った、志村喬の名セリフとは?
「勝負はこの一撃で決まる!」
怖ろしい野武士たちと百姓との闘い。
もちろん、七人の侍は、百姓たちの味方です。
壮絶な戦いが続く中、志村喬が演じる侍大将が、運命を決する勝負の前に叫ぶ言葉が胸に刺さります。
「勝負はこの一撃で決まる!」
勝つも、負けるも、次の戦いで、すべてが決するというのです。
その戦いの結末が気になる方は、映画「七人の侍」でお確かめください。
いや、実は確かめる必要はなくて、自分自身にも必ずや「運命を決める時」は訪れるので、その時のことを自分に問いかけ、思いを巡らす方が有意義かもしれません。
⇒七人の侍
●風花未来も、全く同じセリフをつぶやいていた。
実は、風花未来も、志村喬と同じセリフを、昨日、自分自身につぶやいていたのです。
「勝負はこの一撃で決まる!」
今回、風花未来が提案する企画が失敗したら、風花未来のライフワークの命運は尽きる、と直感しました。
七転び八起き
何度も挫折しても、その度に、立ち上がってきた、ピンチ(チャンス)に強い風花未来ですが、今度ばかりは、ここが本当の正念場(ある意味で崖っぷち)だと思っています。
●怖ろしくマイナーなテーマ、されど極めて重要!
「え? 詩ぃ?」と感じた方も、おられるでしょう。
他にインパクトのある題材はないの? どこが「七人の侍」なの?
と、いぶかしむ、人は少ないないかも……微苦笑
でも、ちょっと待ったぁ!
ここが風花の原点なんです。しかも、それだけでなく、「まどか」と「まどか学」の原点であり、様々な悩みに苦しんでいる人たちが、まばゆいばかりの明るい視界の開ける場所に出られる、重要なヒント(結論かも)が、ここにはあるのですよ!
だから、「運命を決する時」は、風花未来の個人だけの問題ではありません。
●だけど、「自然に、充分自然に」語らねば、伝わらない…
最重要な原点(この時代に悩む多くの人が回帰すべき原点)だけに、風花未来は、ここに全集中しなければ、と腹をくくりました。
しかし、簡単なことではないことも、予測はつくわけで……。
風花未来の原点である、だから自分自身は知り抜いている「詩」の魅力、それゆえに、どなたにも、なるほどと共感していただけるように語るのは難しい。
しかも、伊東静雄の詩のように「自然に、充分自然に」語ることができなければ、風花未来と「まどか学」の命運は尽きてしまうのではないか。
なぜなら、「まどか学」の根幹に「詩」があるから。
同時に、多くの悩める人の根底にある共通の問題は「詩の欠如」「詩の忘却」「詩からの回避」にあるから。
では、どのように語ればいいのでしょうか?
詩を書く人だけが詩人ではない、
詩心を持っている人はすべて詩人である、
詩心は誰もが本来持っているもの、
だから、私たちはすべて「詩人」なのだ。
これは正論だけど、こういう語り方では足りない。
もっともっとわかりやすく、具体的に、肩の力をぬいて、自然に、充分自然に、エピソードを入れながら、時には、ユーモアも加えて、最も大事なことを、最重要な原点を、やわらかく、しなやかに、私は語り切りたいのです。
●広がれ、「まどか」の輪♪
風花まどか大学の他のコースにはご参加いただけなくても、このコースだけは体験してほしい、というのが風花未来の本音です。
でも、そんな強い言い方をしたら、脅迫しているみたいになってしますよねぇ(笑)
で、最後に風花未来からの短いメッセージです。
この時代、簡単ではありません。サクサクっとは、希望はつかめません。でも、希望は確実にあるし、必ずつかめます。
なぜなら、私のこの胸の中に、希望は息づき、脈打っているから……。
いろいろあって、自信がないよっておっしゃる方に、こう申し上げたい。
風花の話を聞いて、パッと「視界の開ける場所」「陽の当たる地平」に行ける人がいます。
でも、時間がかかる人も、おられるかもしれない、あなたは、たぶん「時間がかかること」を怖がっているのでしょうね。
「だいじょうぶ」
歌の文句ではありませんが、こんな気持ちでいいんです。
「1日1歩、3日で3歩、3歩進んで2歩下がる」
要するに、「七転び八起き」の精神です。
「風花さん、そんな気の長いこと、言わないでください。即効性のあるノウハウ、頼みます」と、あなたはおっしゃるでしょうか?
はい、今回の企画で風花がお伝えすることこそが、最短距離で進む方法(賢い近道)かもしれませんよ。
急がば回れ、ということわざもあります。
もう一回、風花は「だいじょうぶですよ」と申し上げたい。
少なくとも、今年いっぱい、私はあなたの傍にいて、あなたの「希望」のお手伝いを続けるとお約束しますから。
ここから「まどか」の輪が広がってゆく、そのことを切に願いつつ……風花未来は、この原点から「まどか」なる旅に出発します。