多くの人が、ブログアフィリエイターはコピーライターのような文章を書くべきだと勘違いしています。

 

その勘違いを正すためには、ブロガーのことを「自分メディアライター」と呼ぶことが必要だというのが、風花未来の持論です。

 

言葉として定着していない「ブロガー」という職業

 

ブログに記事を書いて、それによって生計を立てている人、あるいは副収入を得ている人のことを何と呼ぶのでしょうか。

 

もっとも一般的に使われるのは「ブロガー」だと思います。

 

例えば、あなたはブログを使って、月に30万円の純利益を上げているとします。

 

もしも「あなたの職業は何ですか?」と質問されたら、あなたは「ブロガー」と即答するでしょうか。

 

「ブロガー」と答えても、その後に長い注釈が必要になることは間違いありません。

 

では「ブログライター」はどうか?

現在「ブログライター」という仕事の中身は、クライアントから依頼された記事をブログにアップすることであって、自分の意志で自分のメディアであるブログに自分の好きなことを書く「ブロガー」とは違います。

 

ブロガーはライターであることは確かですが……

 

ブロガーを別称で呼ぶ場合、「ライター」という言葉は入れた方が良いと思いますね。というのは、ブロガーの作業のメインは文章を書くことだからです。

 

「コピーライター」「編集ライター」「ゴーストライター」「フリーライター」
「Webライター」など、ライターと名のつく職業はいくつかあります。

 

ブロガーは、自分の文章をWeb上に公開するので「Webライター」が近いのですが、これもブロガーとは明らかな差異があるのです。

 

通常「Webライター」と申しますと、企業などのホームページに掲載される文章を書く人のことを指します。

 

では、ほとんどライターのような仕事であるブロガーですが、やはりブロガーとしか呼びようがないのでしょうか。

 

そこで、風花未来が、新しい言葉を作り出してみました。

 

自分メディアライター

 

ブロガーとWebライターの違いは、自分のサイトに書くか、他者のサイトに書くか、その点にあります。

 

ですから、ブロガーという職業をハッキリさせるために、私はブロガーのことを「自分メディアライター」と呼ぶことにしました。「自分メディアライター」は風花未来の造語です。

 

ブログがなぜこれほどまでに普及したのかというと、マスコミと関係を結ばなくても、誰でも「自分の言葉」を広く発信できるようになったからです。

 

その意味でブログは、「自分メディア」だと言えます。

 

もちろん、ブログは企業も使用していますが、個人のための表現ツールとしてブログは広く浸透していったのです。

 

どうして私が、こうした言葉の定義について、くどいくらいに長く書いているのか、それには、もちろん、理由があります。

 

ブロガーは自分自身を「ブログに文章を書く人」というよりも、「自分自身の情報発信基地としての媒体である『自分メディア』に文章を書く人間である」と明確に意識すべきです。

 

そうした方が、ブログ(自分メディア)に書く言葉や文章に内発的な「力(パワー)」が出てくると私は信じています。

 

ブログは無料だから、何となく好きなことを日記がわりに書きとめている、それくらいの意識では、文章に客観性が生まれにくいし、多くの読者を引き寄せることは難しいと言わねばなりません。

 

自分を強く意識し、自分の扱いに特別な配慮をするようになった時から、自分メディアライターであるブロガーは、プロフェショナルとしての道を歩み始めるのです。

 

また、多くの人がコピーライターのような文章を書くのがブログアフィリエイターだと勘違いしています。その勘違いに気づいていただくために、こちらをご熟読いただけたら幸いです。

 

「自分メディアライター」とコピーライターなどの他のライターとの違いについて、限界まで語っているのが「風花言響」です。