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「興味津々」の意味を正しく知れば「興味深々」「興味森々」と間違えなくなる。

書き間違いしやすい間違えやすい四字熟語はたくさんあるのですが、中でも「興味津々きょうみしんしん」を「興味深々」あるいは「興味森々」と間違えてしまうことが実に多いといわれています。

 

「私は初めて上京した時、目に映るものすべてに興味津々(きょうみしんしん)だった」というふうに使われます。

 

では、なぜ「津々」と書けないのか?

 

理由は3つほど、考えられます。 この記事の続きを読む

「木っ葉微塵」は間違いで「木っ端微塵」が正しい?

間違えやすい日本語」シリーズ、行ってみましょう。

 

「私の夢はこっぱみじんに吹き飛んでしまった」という時の「こっぱみじん」を漢字で書くと「木っ端微塵」が正しいのです。

 

ところが、「木っ葉微塵」と書いてしまいがちなのは、たくさんの木の葉が散らばる様子とイメージして使ってしまうのでしょう。

 

正しい「木っ端微塵」という言葉を大辞林は以下のように説明しています。

 

 

こっ ぱみじん -ぢん【木っ端微塵】

こなごなに砕けること。こなみじん。 「 -に砕ける」

 

 

木っ端」とは木の葉のことではなく、木の削りくずのこで、何の役にも立たないという意味。そこから転じて「取るに足りない、値打ちのない」とった意味に用いられるようになりました。

 

「木っ端微塵」も、木の葉のように散らばるという意味ではなく、役に立たないほど、細かく砕けているという意味なのです。

 

ですから「木っ端役人」「木っ端仕事」などの表現には、取るに足らない、役立たず……などの蔑みの意味が込められています。

漢字の読み方テスト(か行)その1

誤読読み間違い)しやすい漢字を集めてみました。その第2回目。

 

今回は「か行」の「漢字の読み方テスト」です。以下の語句を読んでください。

 

膾炙(   )乖離(   )瓦解(   )

客死(   )曽て(   )狩人(   )

諫言(   )換算(   )完遂(   )

既存(   )狭隘(   )矩形(   )

 

 

いかがでしょうか? 私も、けっこう間違えました(汗)。こんな漢字、日常では使わないだろう、と感じた言葉も、一般教養として知っておきましょう。

 

では、以下、正解(正しい漢字の読み方)と語句の意味をご紹介。

 

膾炙(かいしゃ)その良さが広く知られること。膾はなます、炙はあぶり肉で、誰の口にもおいしいことから転じた言葉。

 

乖離(かいり)そむき離れること。

 

瓦解(がかい)一枚の瓦が落ち、屋根全体が崩れるように、組織が壊れることを指す。

 

客死(かくし・きゃくし)旅先や外国で死ぬこと。

 

曽て(かつて)「かって」は間違い。「以前、昔」のやや改まった言い方。

 

狩人(かりゅうど)鳥獣の捕獲を仕事にする人を指す。

 

諫言(かんげん)いさめる言葉。

 

換算(かんさん)別の単位の数量に数えなおすこと。

 

完遂(完遂)「かんつい」は間違い。完全に成し遂げること。

 

既存(きそん)以前から存在すること。

 

狭隘(きょうあい)面積や度量などが狭いこと。

 

矩形(くけい)すべての角が直角であること。