パンくずリスト
  • ホーム
  • ロブ・ライナー

カテゴリー:ロブ・ライナー

記事一覧
ホームPage 1 / 11

ロブ・ライナー監督「ミザリー」の感想 

外国の映画・ドラマ - ロブ・ライナー

ロブ・ライナー監督はスティーヴン・キングの小説を二作、映画化しています。
あの名作「スタンド・バイ・ミー」それと、
今回取り上げます「ミザリー」です。

キャシー・ベイツの演技には、のけぞるしかないわけで…

製作年 : 1990年
製作国 : アメリカ

猛吹雪の中事故に遭い、狂信的な読者に監禁された人気作家の恐怖を描く、スティーブン・キングの原作を映画化したサイコ・スリラー。
製作・監督は「恋人たちの予感」のロブ・ライナー、出演はジェームズ・カーン、キャシー・ベイツほか。(goo資料より)

(あらすじ一部)
人気作家ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)は自らの超ベストセラー・シリーズミザリーに、主人公ミザリーを死なすことで終止符を打ち、コロラド山中のロッジにこもってかねてより念願の私小説を書き上げたところだ。しかしそれを持って車で猛吹雪の中ニューヨークのエージェントに向かう途中、雪道から転落してしまう。瀕死の彼は付近に住む元看護婦でポールの熱烈なファンだと名のるアニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)の献身的な介護を受ける。(goo資料より)

続きを読む

ロブ・ライナー監督「スタンド・バイ・ミー」の感想 

外国の映画・ドラマ - ロブ・ライナー

今回ご紹介するのはロブ・ライナー監督作品「スタンド・バイ・ミー」。

余りにも有名な作品。
テレビでも何度も放映されているはずだ。
だが、なぜか、最後まで見たことがなかった。縁がなかったというか、なかなか映画の世界に入ってゆけなかった。
見ていたら、たまたま電話がかかってきたとか、宅配便がきたとか、そういうことで見られないことって、よくあるものだ。

今回見て、キング原作の映画化作品の中で五本の指に入る名作だと確信した。

1986年アメリカ映画。
監督:ロブ・ライナー。

モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く(ヤフー資料より)。

12歳の時のたった2日間の話。

自分の少年の時の忘れない思い出は誰でも持っているだろう。
それが夏のこととなれば、いっそう美しく感傷的であるに違いない。
それを嫌味のないタッチで描いているから、いつまでも愛されているのだろう。
嫌味なく、というところが難しいのではないか。
どうしても、ケレンミが鼻につく場合が多いから。

最後に小説家が書き終えた原稿を、ずっと見ているシーンがある。

いいな、と思った。

今は、少年の頃の感覚にどっぷり浸る余裕がない。また見返してみたい作品だ。

原作の小説だが、これが凄い傑作。

映画も素晴らしいが、原作はそれ以上だ。
キングファンならば口をそろえて、そう断言するのではないか。

その魅力の一つに語りの巧さがある。

酔いしれるとは、このことをいうのだろう。

たっぷりと、リズミカルに、抑揚をつけた語り口は、日本人の作家には真似できない。真似すれば、キザになったり、嫌味になったりしてしまう。

これぞ、キング節。ストーリーテラーの真骨頂が味わえる。

ホームPage 1 / 11