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正しい敬語の使い方が簡単に身につく方法

当サイト「美しい言葉」では、文章の書き方講座も連載しています。その中で、最も厄介なのが、3つあります。

 

それは、助詞の使い方、句読点の打ち方、そして、敬語の正しい使い方です。

 

正直、助詞の解説をし始めると、学説的な論述にならざるをえず、文章の書き方を楽しみながら身につけるというスタンスからは遠ざかってしまいます。

 

句読点も、規則を論理的に説明しようとすると、これまた大変です。句点は「。」、読点は「、」を指すのですが、要するに、適度に打つべきであって、多すぎても、少なすぎてもいけない、ただそれだけのことです。

 

ただし、句読点も、立派な文字の一つであって、そこに打つことには意味もありますから、決して軽んじてはなりません。

 

助詞も、句読点も、文法的に解説しようとすると難解になりますが、使う側は、結局は、感覚的に使いこなすしかありません。

 

書いてみて、これはちょっと変かな?と感じたら、「が」を「は」に変えてみるとかして、しっくりするまで、書き直してみるようにすれば、助詞で大きくつまずくことはないでしょう。

 

ライターになりたての頃は、上司に「文章は、『てにをは』ひとつでガラッと変わってしまうので気をつけなさい」と厳しくしつけられたものです。実際に助詞一字で、文の生死が分かれるというようなことも起こります。まあ、そのことについては、機会を改めてお話しさせていただくことにします。

 

要するに、助詞も、句読点も、細心の注意をはらって使うべきなのです。

 

さて、今回の本題は、敬語でしたね。敬語が助詞や句読点よりも厄介なのは、感覚的にはどうにもならない側面があることです。

 

どういうことかと申しますと、敬語は、知っていないことには、正しく使えないので、感覚的にどうにかなるという問題ではありません。

 

では、真面目に敬語を勉強しましょうということになるのですが、これが全然面白くない。

 

どうしても、敬語の文法から入ってしまうので、こんがらがってしまうわけです。

 

正しい敬語の使い方が簡単に最短で身につく方法は、これです。

 

正しい敬語を、丸暗記するのです。文法ではなく、話し言葉(会話)で使う敬語表現を暗記してしまいましょう。

 

また、その暗記の方法がポイントとなります。

 

こういう状況では、こういう敬語を使うというパターンを、丸暗記してしまうのです。おそらくは、ありがちな状況と、その状況で使うべき敬語のパターンは、数百レベルで済むはずです。

 

以下の文庫本をつねに持ち歩き、暗記してしまってはいかがでしょうか。

 

言えないと恥ずかしい敬語 一発変換550 (KAWADE夢文庫)

 

550パターンを暗記してしまえば良いだけのことです。これで、少なくとも、敬語に対する苦手意識はなくなると思います。

 

そして、日常生活で、どんどん使うようにすれば、正しい敬語が自然に口をついて出るようになることでしょう。

敬語の使い方が上達する本のまとめ

敬語の苦手な人は多いですよね。私も苦手でした。私が実際に使ってみて、非常に役立った「敬語の使い方がわかるようになる本」を、厳選してご紹介します。

 

出口 汪の「好かれる!」敬語術

 

「敬語」には苦手意識を持っている人、取っつきにくいと感じている人が多いですよね。450円という安さ、電子書籍なのでスマホでも読める「気軽さ」が、敬語への壁を破るキッカケになるかもしれません。

 

また「出口先生に教わった記憶術を駆使して、第1志望の会社に入った主人公あい。現在、新入社員研修を受けている彼女の悩みは、「敬語」にまつわるコミュニケーション能力の低さだった」という設定なので、ライブ感覚で面白く読めるのではないでしょうか。

 

敬語早わかり辞典

 

学研 辞典編集部編。美しい日本語を使うには「敬語」の知識は不可欠。一家に一冊、この「敬語早わかり辞典」だけは備えておくべきだと思います。敬語について困った時は、すぐにこの辞典で調べてください。

 

敬語力の基本

 

梶原しげる著。「敬語」の実践的解説が充実しています。「ダメ」な例と「オススメ」な例が掲載されているので、非常にわかりやすのが特長。敬語の力を養うための必携の書と言えるでしょう。

 

言えないと恥ずかしい敬語 一発変換550

 

日本語倶楽部編。日常生活で必要となる敬語の用例が、ほぼ網羅されています。敬語は理屈から入ると嫌いになってしまいかねないので、こうした「丸暗記」本は、敬語学習には非常に役立つのです。

山田太一ドラマ「刑事の恋」で、富田靖子が神がかり的な演技を披露。

久しぶりに山田太一が脚本を担当した、いわゆる「山田太一ドラマ」を鑑賞しました。「刑事の恋」です。

 

結論から申しますと「よくぞ、ここまで面白いドラマを書いたものだ」、その一言に尽きます。

 

とにかく、面白い、先が見たくなる、見る側も全身のエネルギーを画面にぶつけるようにして、ドラマに立ち向かわざるを得なくなる、そんな作品です。

 

では、この「刑事の恋」の面白さについて、語ってみることにします。 この記事の続きを読む

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