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「石にしがみついても」は日本語として間違いで「石にかじりつても」が正しい表現。

間違えやすい日本語シリーズ、行ってみましょう。今日取り上げるのは「石にしがみついても」と「石にかじりついても」です。

 

うっかり、「石にしがみついても」と使っていませんか。正しいのは「石にかじりついても」なのです。

 

では、どうして、このような間違いをおかしてしまうのでしょうか? この記事の続きを読む

「明るみになる」は間違いで「明るみに出る」が正しい。

間違えやすいに日本語のひとつに「明るみになる」があります。正しくは「明るみに出る」なのですが、ついつい「明るみになる」と言ってしまいがちです。

 

その理由は、おそらくは「明らかになる」という一般的な表現があるからでしょうね。

 

「明らかになる」は正しい日本語であって、誤用ではありません。

 

ただ、「明らかになる」では表現として少し弱い。

 

そこで、闇が暴かれたという意味から、暗いところに隠されていた真実が、明るい公の場所でさらされたと表現したくて、ついつい「明るみになった」と言ってしまうのだと思います。

 

では、以下で、文法的なことを含めて、もう少し詳しくご説明しましょう。 この記事の続きを読む

「耳障りがいい」は間違いで「耳触りがいい」など、他の表現に置き換えるべき。

最近、「耳ざわりがいい」、あるいは「耳ざわりのいい」という言葉をよく耳にします。

 

この「耳ざわりがいい」を「耳障りがいい」と書いたら誤りで「耳触りがいい」と書くべきです。

 

「耳障り」は「聞いていて不愉快に感じること、聞いていて不愉快に思う物事」を意味し、「耳触り」は「聞いた感じ、聞いた時に受ける印象」などを意味するから。

 

「耳触り」と同じ意味の言葉に「耳当たり」があるのです。しかし、「~当たり」という表現では「口当たりがいい」の方をひんぱんに使います。

 

三省堂の大辞林は「口当たり」という言葉の意味を以下のように説明しています。

 

 

くちあたり【口当(た)り】

 

食べ物や飲み物を口に入れたときの感じ。舌ざわり。

 

 

確かに「耳当たりがいい」というよりも「耳触りがいい」といった方がしゃべりやすいし、意味もわかりやすいですね。

 

これでは、さまざまな辞書が「耳触り」という言葉を掲載しだしたのも当然かもしれません。

 

しかしながら、「耳触りがいい」「耳触りのいい」という表現には違和感を覚える人も多いでしょうね。 この記事の続きを読む