- 投稿 2019/01/03更新 2019/01/07
- 日本語 - 間違えやすい日本語
「思い立ったが吉日」は「おもいたったがきちじつ」と読みます。有名なことわざですが、「思いついたが吉日」と間違えてしまいやすいので気を付けたいものです。
「吉日」とは、縁起の良い日のこと指し、この場合は、物事をするのに良い日を意味します。「きちにち」とも読みますが、現在では「きちじつ」と読むのが一般的です。
「思い立ったが吉日」について「故事ことわざ辞典」は以下のように説明しています。
思い立ったが吉日とは、何かをしようと決意したら、そう思った日を吉日としてすぐに取りかかるのが良いということ。
何かをしようと思ったら、先延ばしにせず、すぐに行動しなさいという教えを「思い立ったが吉日」ということわざは伝えてくれています。
しかし、それがなかなかできませんよね。すぐにやったほうがいいとはわかっていても、できないのが人間の性でしょうか。「思い立ったが吉日」に類する言葉がたくさんあるのは、その証拠からも知れませんね。
「思い立ったらすぐに行動することは簡単にできそうで、なかなかできないけれども、それを実行すると良いことがある」という意味のことを、様々なことわざが、教えてくれています。この機会に、覚えていただけたら幸いです。 この記事の続きを読む