Warning: Undefined variable $show_stats in /home/kazahana/kazahanamirai.com/public_html/wp-content/plugins/stats/stats.php on line 1384

読書の習慣がない人は「高校生のための文章読本」から始めてみませんか。

文章の達人は、例外なく読書の達人です。

 

うまく文章を書くようになりたければ、読書する習慣をまずつける必要があります。

 

社会人になりますと、時間がないために、本はなかなか読めないものです。

 

そのために、学生時代は読書家だった人が、知らぬ間に本を読む習慣から遠ざかってしまう場合も多い。

 

本を読む習慣が現在はない人が、いきなり長い文書を読むのは負担が大きいです。

 

短くて、読み応えがあり、文章力の基礎が自然と身につく本がありますので、ご紹介しましょう。 この記事の続きを読む

二人が睦まじくいるためには(吉野弘「祝婚歌」全文)

吉野弘という詩人をご存じでしょうか。また、吉野弘の「祝婚歌」という詩を知っておられるでしょうか。

 

【動画】(朗読)吉野弘の詩「祝婚歌」

 

現代詩に少しでも興味を持ったことのある人なら、知らない人はまずいないという詩人であり、詩です。

 

ただ、現代詩に全く関心がない、詩など学生時代に強制的に読まされた以外には、読んだことがないという人も多いため、吉野弘を知らない人も少なくないみたいです。

 

馬鹿を言うな、吉野弘ぐらい、知っていると、あなたは答えるでしょうか。でも、今もなお、吉野弘の詩のことを思い出したり、時々、読み返すくらいでなければ、知っているとは言えないのかもしれません。

 

かくいう私も、吉野弘の詩集は持っていますが、吉野弘の詩集を愛読しているわけではありません。最初は、買って読んだけれども、ピンと来なかったのですね。出逢えなかったというべきでしょうか。

 

少し恥ずかしいのですが、その後、吉野弘の詩と、強烈に、2度出逢いました。いずれも、予期せぬ、まるで交通事故みたいな出逢いでした。 この記事の続きを読む

「たそかれどき(誰そ彼時)」「かはたれどき(彼は誰時)」は、温もりのある美しい日本語。

今回は「たそかれどき(誰そ彼時)」「かはたれどき(彼は誰時)」という二つの日本語を取り上げます。

 

【動画】「たそかれどき(誰そ彼時)」「かはたれどき(彼は誰時)」について

 

この2つの日本語は、アニメ映画「君の名は。」で出てくるのです。

 

「君の名は。」(きみのなは。英: Your Name.)は、2016年に公開された新海誠監督による日本の長編アニメーション映画。

 

アニメ映画「君の名は。」では「黄昏時(たそがれどき)」の語源として「たそかれどき(誰そ彼時)」をあげ、その意味を「夕方、昼でも夜でもない時間。世界の輪郭がぼやけて、人ならざるものに出逢うかもしれない時間」と説明していました。

 

「たそがれ」は江戸時代までは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略語です。陽が沈んであたりが暗くなってきて、目の前の人の顔を見ても、誰なのかがわからないくらいの明るさしかない時間帯のことを「誰そ彼時」と呼びます。

 

「誰そ彼」には「そこにいるのは誰ですか」「誰ですかあなたは」という意味が込められているのです。

 

「たそかれどき」の語源を学んでいると、何だか、気持ちがほっこりしてきますね。陽が沈んで暗くなり、人の顔がよくわからなくなるくらいの明るさの時間帯を、実に情感豊かな言葉で日本人は表現してきたのですね。 この記事の続きを読む