川崎洋の「」というをご紹介。

 

 

木は遠足に行かない

木はしっこもうんこもしない

木は眠るのも立ったまま

木はくしゃみをしない

木はソフトクリームを食べない

ほんとうは

木は

口笛を吹くのかもしれない

泣くことだってあるかもしれない

一人ごとを言うのかもしれない

 

でも

木は木を切らない

そして

百年も千年も生きる

 

以前、このブログで田村隆一の「木」という詩を取り上げたことがあります。

 

田村隆一の詩「木」

 

また、先日は村野四郎の「樹」という詩をご紹介しました。

 

村野四郎の詩「樹」

 

そして今回は、川崎洋の「木」なんですが、いろんな感じ方、表現の仕方があるものですね。

 

ただ共通点あって、それは「木はすごい、人間はとても木にはかなわない」という思いを、3人の詩には滲み出ていると思います。

 

もう一つの共通点は人間への愛です。木をテーマに詩を書くて、厭世的な作品になってしまう人はまずいないのではないでしょうか。

 

私も木は好きです。木を眺めていると、命に対し、肯定的になれるので、またいつかたっぷりと時間をとって木を眺めに行きたいなあ。

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