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小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ

今回は島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」という詩をご紹介します。

 

【動画】(詩の朗読と鑑賞)島崎藤村「小諸なる古城のほとり」

 

島崎藤村は「若菜集」「一葉舟」「夏草」「落梅集」という4冊の詩集を出版。この「小諸なる古城のほとり」は「落梅集」に収められています。

 

「小諸なる古城のほとり」が最初に発表されたのは1890年(明治33年)で、雑誌「明星」に掲載されました。その時の題名は「旅情」でした。 この記事の続きを読む

わきてながるる やほじほの そこにいざよふ うみの琴

今回は島崎藤村の「潮音」という詩をご紹介します。

 

この「潮音」は1897年に出版された島崎藤村の第一詩集である「若菜集」に収められています。「若菜集」を出版した時、島崎藤村は26歳でした。

 

『若菜集』の発行は、真の意味での日本の近代詩の出発であった」と述べたのは、伊藤整です。

 

伊藤整のこの言葉があらわすとおり、島崎藤村のデビュー、そして島崎のみずみずしい数々の詩は、日本近代詩の夜明けを告げたといって良いでしょう。 この記事の続きを読む

「コンバット!」は不滅の名作ドラマ。愛あふれる脚本は珠玉。

古いアメリカのドラマ「コンバット!(Combat!)」を、時間が空いた時に1話ずつ見ています。

 

眼が弱くなっているので、映画もドラマも、1日2時間が限度です。若い頃は、10時間くらい見ても平気だったのですが、年齢には勝てませんね(苦笑)。

 

ところで、昔のドラマ「コンバット」の感想を書こうと思ったのは、想像を超えた傑作に出逢ったからです。

 

感動し過ぎて体がしびれ、しばし動けなくなってしまいました。 この記事の続きを読む