立原道造(たちはらみちぞう)の「はじめてのものに」という詩を読み返して、今日は半日、この詩のことだけを考えておりました。
特に「ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした」から始まる第一連は素晴らしいので、そのことを中心に語りたいと思います。
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ふとした瞬間に読みたくなる詩というものがありますよね。北川冬彦(きたがわふゆひこ)の「雑草」は私にとって、そういう詩の一つです。
おそらくは、教科書に載っていたからだと思います。教科書の力というものは怖ろしいですね。学校を卒業して、長い年月が過ぎても、記憶から消えたないのですから。
で、今回は今申し上げた、北川冬彦の詩「雑草」について、感想を書いてみることにします。 この記事の続きを読む