映画「八月十五日の動乱」は鶴田浩二と江原真二郎の対立が際立つ。

映画「八月十五日の動乱」は、1962年8月22日に公開された。

 

監督は小林 恒夫。

 

主演は、鶴田浩二と江原真二郎。政治家と軍人という兄弟による対立が、実に効いており、映画のラストまで、二人の関係性が物語の軸となって展開する。

 

有名な「日本のいちばん長い日」と同様の内容だ。

 

「八月十五日の動乱」はほとんど無名だが、どうしてどうして、最後まで堪能できる出来栄えとなっている。

 

見ごたえの大半は、やはり、鶴田浩二と江原真二郎の存在感と演技力に起因する。

 

名作と呼ぶには、確かに何かが欠けているが、今はそうしたマイナス要素について確認する気になれない。

 

映画として面白かった。それだけで充分だと、今は自分自身に言い聞かせたい。

 

 

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映画「グリーンブック」は、白人と黒人の友情を描いた良質ドラマ

映画「グリーンブック」を鑑賞。

 

2018年のアメリカ映画。

 

偶然見つけて、何の予備知識もなく、見始めたが、徐々に作品世界にのめり込み、ラストまで熱中した。

 

良い映画だ。そして、何といっても面白い。

 

白人と黒人の友情や愛情の物語は、「手錠のまゝの脱獄」「夜の大走査線」「最強のふたり」「招かれざる客」「アラバマ物語」「人生の動かし方」などあるが、この「グリーンブック」は、他作品に劣らない良質なエンターテイメントに仕上がっている。