もちろん、日本の歴史を見直すために、西尾幹二氏の「GHQ焚書図書開封」を読んでいます。またそれと同時に、私自身の、そして日本人の「心のふるさと」を見つけるために、熟読しているのです。

 

中でも「GHQ焚書図書開封3 戦場の生死と銃後の心」は、西尾氏自身もおっしゃっていますが、文学として優れている文書が選ばれており、日本人の心の原点が美しい日本語で素直に表現されていて、極めて貴重だと言えます。

 

そのため、この第3巻、GHQ焚書図書開封 3 戦場の生死と「銃後」の心を、当ブログ「美しい言葉」が独自視点から推奨している「美しい日本語で書かれた作品」に追加いたしました。

 

GHQ焚書図書開封

 

「GHQ焚書」の意味を知りたい方はこちらの記事をお読みください

 

以下、「GHQ焚書図書開封 3 戦場の生死と「銃後」の心」の感想を記しておきます。

 

大東亜戦争(太平洋戦争)中の兵隊さんの手記と申し上げればわかりやすいでしょう。

 

文学者が戦後書いた小説とは違って、装飾や虚飾がないことが特徴。美化されてもいないし、余計な概念や説明が書かれていないので、素直に戦争中の日本人の心に触れることができます。

 

本来、文学作品として書かれた文章でないことが、後に出版されてきた幾多の文学作品以上の文学的価値を獲得できた要因の一つだと言えるでしょう。

 

「GHQ焚書図書開封 3 戦場の生死と「銃後」の心」を読みますと、日本人は戦時中、中国大陸で残虐非道の行為を行った悪い民族だという自虐史観がいかに偏ったものであるかが納得できます。

 

ただ、この「GHQ焚書図書開封 3 戦場の生死と「銃後」の心」には間違った歴史観を正す力もありますが、それ以上に、日本人の「心のふるさと」を見つけるために、非常に貴重な書籍であると私は強く感じております。