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チャップリンの名言「虹を見るためには、下を向いていてはいけない」

近所に巨大なTSUTAYA店があるのですが、ふとチャップリンの映画を見たくなり、探しだしたのですが、なかなか見つかりません。やっと、2作ほど見つかったのですが、とんでもない時代になったなぁと感じたのでした。

 

チャールズ・チャップリンの代表作は「街の灯」「独裁者」「ライムライト」「黄金狂時代」「殺人狂時代」「モダン・タイムス」など。もしも、まだ見ていない人がいらしたら、ぜひ鑑賞してほしいと思うのです。

 

ただ、先ほど「とんでもない時代」と言いましたが、確かに、現代は「チャップリン的な時代」ではないかもしれない、とも感じるのも確かですね。

 

と同時に、またチャップリンブームが到来するかもしれない、そんな気もするから不思議です。

 

もっとも、現代的でないのが、チャップリンの世界であり、と同時に、現代人が無意識のうちに求めているものが、チャップリンの映画にはあるようにも思われます。

 

それはともかくとして、今回は、チャンプリンの印象に残る言葉をご紹介しましょう。

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黒澤明の「生きる」は、やはり偉大です。

黒澤明監督の「生きる」を久しぶりに鑑賞しました。20代の時に見て以来だと思うので、あの感動から、かなりの長い年月が流れたことになります。

 

映画「生きる」は、1952年(昭和27年)10月9日公開。東宝製作・配給。主演は志村喬。音楽担当は早坂文雄。

 

黒澤明の数多い傑作と比べると、作品としての完成度は高くありません。しかし、そのテーマの純粋さ、主人公の人物造形が愚直なまでに徹底しており、真っ直ぐな描出には感動を禁じ得ないのです。 この記事の続きを読む

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黒澤明の映画「赤ひげ」をクリスマスに見る理由

黒澤明監督の映画「赤ひげ」を見ています。何回も鑑賞しているのですが、いつも新鮮な発見があるのが嬉しいです。

 

見ているというのは、今回はまだ全部を見終わっていないという意味。何しろ、この作品は180分以上もあるので、間に休憩をはさんだ方が、映画に集中しやすい場合もあります。

 

若くて、体力や気力があり余っている時は良いのですが、そうでない場合には、無理して一気に見ないほうが、良いところを充分に味わえる気がします。

 

「赤ひげ」は、1965年(昭和40年)4月3日に公開された日本映画。監督は黒澤明。主な出演は三船敏郎、加山雄三。185分の長編映画。

 

映画「赤ひげ」はこちらで視聴できます

 

原作は山本周五郎の「赤ひげ診療譚」。

 

物語の舞台は、江戸時代後期の享保の改革で徳川幕府が設立した小石川養生所。

 

原作者の山本周五郎をして「原作よりいい」と言わしめた、名作中の名作です。

 

この「赤ひげ」のテーマの一つに「貧困」があります。病気や不幸の理由は、ほとんどが「貧困」である場合が多いと作中で語られるのですね。

 

以前、クリスマスには、チャップリンの「ライムライト」を見ることに決めていたのです。ところが、今日、TSUTAYAに行ったら「ライムライト」がありませんでした。

 

こういう名作は、借り手がたくさんいなくても、名作コーナーには必ず置いていなければいけないと思うのは私だけでしょうか。

 

ただ、早稲田大学の近くに、名作を中心にそろえていた、ビデオの名画座みたいなレンタル店があったのですが、つぶれてしまったのを知っているので、効率しか考えない大型チェーン店を、一方的には責められない気もします。

 

で、クリスマスに「ライムライト」が借りられないとなったら、なぜか黒澤明の「赤ひげ」を手に取っていたから不思議です。

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