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「懐石料理」と「会席料理」の違いと正しい使い方

懐石料理」と「会席料理」、あなたはこの2つの言葉をどのように理解し、またどのように使っていますか?

 

読み方は同じで「かいせきりょうり」と読みます。

 

「懐石料理」と「会席料理」はともに日本語として存在すます。ただ、言葉の正しい意味がほとんど理解されずに使われていないのが現状なのです。

 

「懐石料理」と「会席料理」は、本来、まったく別の料理を指しています。

 

■懐石(料理)

 

まずは「懐石料理」から「懐石」を切り離し理解しましょう。

 

懐石」はもともとは禅の言葉です。「懐石」は禅の「温石(おんじゃく)」という言葉に由来します。

 

現代人にはなかなか想像しづらいシチュエーションですが、「温石」とは、修行中のお坊さんが空腹や寒さ対策のために、懐(ふところ)に入れていた、温められた石を指すのです。

 

「懐石」は、この「温石」のようにお腹を温め、空腹をしのぐことができる「軽い食事」という意味を持っています。

 

ふところに入れた温かな石の役割をする料理を「懐石」と呼ぶとは、センスの良さを感じますね。

 

そして、その「懐石」と呼ばれる、シンプルな料理が、茶道の世界に広がってゆきました。

 

このような由来をもつ「懐石」は、本来、素人がつくる簡素な料理を指すのです。懐石を弁当にしたものを点心といいます。

 

最近になって「懐石料理」は時に、日本料理の豪華なフルコース(それに類似した料理)を意味して使われたりもますが、これは明らかな誤用だと言えます。

 

ましてや、茶の湯(茶事)を行わない席で出す料理を「懐石」という名で呼ぶのは、「懐石」という言葉の由来からして間違いなのです。

 

では「会席料理」の正しい意味は?

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毎日ハッキリ言葉にする(声に出す)と幸運を引き寄せられる3つのこと。

引き寄せの法則」自体は単純ですが、それを充分に生かして豊かな人生を送ることは簡単ではありません。

 

実際に効果を上げようとすれば、実に様々な行為が求められます。

 

そこで、このブログ「美しい言葉」では、私なりの言葉で「引き寄せの法則」に関わる事柄を表現しつつ、実際に効果があらわれやすい方法を、シンプルにご紹介することにしました。

 

「引き寄せの法則」とは、似たものは強い磁力で引き合うということ。

 

ですから、「引き寄せの法則」を活用して、幸運を引き寄せるためには、まずは、自分が良い状態になることが必要です。

 

良い状態になるためには、心を整えることが求められます。

 

心を整えるためには、実にいろいろな方法があるのです。今回は毎日、口に出したい3つのことをご紹介しましょう。

 

毎日、声に出して、ハッキリと言葉にしたいことは、以下の3つです。

 

毎日ハッキリと言葉にしたい3つのこと

 

1)あいさつをする。

 

2)「ありがとう」を言う。

 

3)ほめる(賞賛する)。

 

一つずつ、ご説明します。

1)あいさつをする。

 

人と会ったら、大きな声で、できれば相手の眼を見て、さらには笑顔であいさつをしてください。

 

「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」といった基本的なあいさつをするだけで、運気が良くなることは間違いありません。

 

私の場合、独り暮らしで、しかもインターネットを使った個人事業主ですので、人と会うことは多くはないのですね。

 

ですから、カフェや接骨院に行った時には、大きな声で、相手の眼を見て、笑顔であいさつするようにしています。

 

おかげさまで、このことを何年も続けているせいか、カフェに行くと、お店のスタッフからよく話しかけられるので、けっこう楽しいですよね。

 

東京のカフェのスタッフは不愛想だと思っている人がいるかもしれませんが、それは客次第です。

 

行く度にあいさつしていれば、自然と会話の花が咲くようになり、お茶や食事をより楽しく味わえますよ。

 

こちらがあいさつしも、あいさつを返してもらえない場合でも、続けましょう。そうしていると、あれほど不愛想だった店員が、嘘のように明るく応えてくれるようになります。

 

無著成恭氏は「良いあいさつには人の心を開く力がある」というふうなことを言って言っています。

 

良いあいさつをする時、自分がまず心を開かなければなりません。心を自分が開き、相手も心を開いてくれれば、心は整いますので「引き寄せの法則」がプラスに作用し始めるのです。

 

2)「ありがとう」を言う。

 

ありがとう」という言葉は「あること難し」から来ています。

 

要するに「あることが当たり前ではなく、あることが難しことなので、あることに感謝しましょう」ということなのですね。

 

感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を言い続けましょう。「ありがとう」と心から言える時、心は非常に良い整った状態になるので「引き寄せの法則」がプラスに作用し始めるのです。

 

「ありがとう」は日本語の中で最も美しい言葉としても定評があります。

 

NHKで大規模なアンケートを実施した時に「ありがとう」が、美しい日本語の中で第1位となりました。

 

「ありがとう」を、あなたは今日、何回口にしましたか?

 

3)ほめる(賞賛する)。

 

良いことを引き寄せるには、心を良い状態に保たねばなりません。

 

人の悪口を言った後、非常に嫌な気分になりますよね。心に濁りや歪みが生じるのは、この時です。

 

逆に人をほめると、自分の心も歓びます。新しい力が湧いてきて、明日も頑張ろうという気にもなってくるのです。

 

けなすより、ほめましょう。嫌いになるより、好きになりましょう。そうすれば、心が整って「引き寄せの法則」がプラスに作用し始めますから。

 

最後に、先日ご紹介した本について。

 

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」を読みました。翻訳本のせいか、言葉がこなれていないというか、読みづらい点はありましたが、決して難しくはなかったのです。

 

なぜ、難しくないかというと、当たり前のことが語られているだけだから。

 

当たり前ですが、それは非常に重要なことであり、それを言葉にして正確に伝えるのは困難です。

 

自明の真理だけれども、よくぞこのような言葉で表現したものだと、感心もしました。

 

私自身、自己啓発に関することは、長い期間、深く考えてきた経験があるのです。「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」は、これまで培ってきた自分の考えを違う言葉で言い当てててくれている面が多々あり、いろんな側面から確認できて有益でした。

「さやか」は日本人の美意識が結実したような美しい日本語。

さやか」という言葉をふだんからお使いになるでしょうか。

 

「さやか」は女性の名前ではときどき耳にしますが、日常では使う機会は多くはありませんよね。

 

日本語の中には美しい言葉がたくさんありますが、この「さやか」は特に美しく際立っているように感じます。

 

「さやか」の語源は以下のとおりです。

 

竹の葉ずれの音をあらわす擬音語「さや」に、接尾語の「か」がついたのが「さやか」だといわれています。

 

古くは、音が高く澄んでいてよく聞こえるという意味で使われていたのですが、やがて音だけでなく、見た目が「はっきりしている」「明るい」という意味でも使用されるようになりました。

 

「さやか」を大辞林は以下のように説明しています。

 

さや か 【明▽か・清▽か】

( 形動 ) [文] ナリ

1)はっきりしているさま。明るいさま。 「月は-に照り/武蔵野 独歩」

2)音の高く澄んださま。さえて聞こえるさま。 「 -な笛の音」 「裾捌(すそさばき)の音最(いと)-に/外科室 鏡花」

[派生] -さ ( 名 )

 

「さやか」は「明か」とも「清か」とも書くのですね。明るく、清らかを「さやか」とは、実に晴らしい表現力ですね。

 

しかも、聴覚(音)、視覚(ビジュアル)の両方を「さやか」という言葉であらわせるとは、日本語とは何と美しい言語なのでしょうか。

 

「澄明(ちょうめい)」という言葉も良いですが、「さやか」はひらがなで、しかも三語なので、言いやすく、やわらかくて、微妙な感じが良く出ている。

 

「さやか」は、まるで日本人の豊かな美意識を結実したような美しい日本語ですね。

 

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