事を遂げる者は愚直でなければならぬ(勝海舟の名言)

勝海舟が、こんな言葉を遺しています。

 

事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。

 

書店に行きますと、必ず自己啓発とか成功マニュアルなどのコーナーが設けられています。

 

そうして自己啓発本を読み、いろいろと思案することは意味があることだと思います。

 

自己啓発に関する書籍でもピンからキリまであって、良書になればなるほど、自分の望みをかなえることは容易ではないと気づかされます。

 

勝海舟は自分の志を遂げるには、愚直になりなさいと説きます。愚直という言葉を言い換えますと「ひたむき」とか「馬鹿正直」という意味になるでしょうか。

 

もう少し詳しく解説しますと、目先の小さな利益を追うのではなく、大志を抱き、その完遂のためには、小さな不利益など顧みず、一心不乱に打ち込みなさい、ということになるかと思います。

 

私の専門は、ブログを主メディアとするインターネットでの自己表現と起業です。

 

インターネットには嘘情報もあふれていて、成功マニュアルなどには浅はかなものが多く、そこでは、勝海舟と真逆のことが語られます。

 

つまり、成功するためには、要領よく、ずる賢く立ち回りなさい、といった内容がほとんどです。

 

ブログやメルマガの読者さんに成功してもらいたいと思ったら、やはり、要領の良さよりも、「愚直」であることを強調したいというのが私の本音です。

 

愚直さは小さな失敗も生みますが、大きな成功を勝ち得る可能性を広げてくれるからです。

Web文章は「3秒ルール」を意識して書く。

サイトを訪れた読者は3秒以内に自分にとって有益なサイトかどうかを判断すると言われています。これを通常、「3秒ルール」と呼びます。

そのことを意識して、ブロガーやホームページの管理人は、自分のサイトを構築したり、記事を書いたりしなければなりません。

では、この厳しい「3秒ルール」をクリアし、とりあえず1記事でも読んでもらうには、どうしたら良いのでしょうか。

2つの側面から、考えてみます。

1つ目は、サイト構築です。

サイトを構築する場合、重要な情報はできるかぎり、上の方に表示させることです。

サイトを開いた時に、スクロールなしに表示される範囲を「ファーストビュー」、または「初期表示領域」といいます。

最近では、ノートパソコンもワイド画面が一般的になっていますので、重要な情報はかなり上の方に表示させなくてはいけません。

自分がディスクトップ型のパソコンで、ディスプレイはワイドではないものを使っている場合でも、ノートパソコンで見ている人のことを考えてサイトを構築すべきなのです。

2つ目は、記事の書き方。

書き出しの部分で、必ず、テーマ(話題・ネタ)を明示すること。

小説の読者のように粘り強くないのが、ブログの読者です。

書き出しを読んで、何が書かれているのか、書かれようとしているのかが、瞬間的にわからなければ、読んではくれません。そのことをブロガーは、肝に銘じるべきなのです。

扱うテーマにもよりますが、最初に結論を言ってしまってもかまいません。

結論を受けて、具体的なエピソードを書いてゆけば、記事として立派に成立します。

美しさの中には、必ず悲しみがある~チャップリンの名言

当ブログ「美しい言葉」の目的の一つに「言葉の底力を再発見すること」があります。

 

そのため、今日からシリーズで、偉人たちの名言をご紹介してゆくことに決めました。

 

その際、名言集・ことわざ集・格言集といった類の書籍をネタ本にするような安易なことは絶対にしません。私が実際に感銘を受けた言葉だけを厳選して掲載いたします。

 

記念すべき第1回目は、偉大な映画監督であり、役者でもあったチャールズ・チャップリンの登場です。

 

では、さっそく、チャップリンの名言をご紹介しましょう。 この記事の続きを読む