ら抜き表現(言葉)」のところで、五段活用、上一段活用、下一段活用などの文法用語を使いましたが、軽い頭痛を覚えた人もおられるかと思います。

 

日本人でありながら、文法を忘れてしまっている人は多いのです。私も文法は苦手な方ですよ(笑)。

 

文章力を向上させたいと思った時、文法的な知識に自信がないと不安になってしまいます。かといって、今さら国文法(口語文法)を学習したい人も少ないでしょうね。

 

そこで、一家に一冊という感覚で持っておくとかなり安心する本をご紹介します。教育用の本ですから、かなり安価です。

 

口語文法の本ではありません。「国語便覧」と一般的に呼ばれています。国語の総合的な知識が得られるので、オススメです。

 

原色シグマ新国語便覧―ビジュアル資料 (シグマベスト)

 

 

古文・現代文のジャンル別解説が充実。もちろん、口語文法の解説も詳しく載っています。

 

巻末には索引もありますので、困った時には、辞典がわりに使えるのも魅力です。

 

長い間、高校時代のものを使ってきたのですが、今回、新たに2種類の「国語便覧」を購入。上のシグマの方が良かったので、推奨させていただきました。

 

私が使っていたのと比べると、数倍、内容が充実していました。カラー印刷が多く、420ページ以上もあります。今の学生さんは恵まれているなぁと感じました。