文章力をアップさせるというと、すぐにテクニックや法則を想起するかと思います。

 

もちろん、技法や方程式は学んで損はありません。

 

ただ、他の人と違う、読者に強く訴える文章を書くには、その前に必要なことがあります。

 

それは言葉でいうと難しく聞こえますが、実は楽しみながら、自然に身に付けられるのです。

 

本は頭で読むのではなく、身体で感じながら読むと、本物の文章力が養われることをご存知でしょうか?

今日お伝えしたいのは、「言語感覚」ということ。

 

テクニック以前に、言葉に対する感覚が鈍ければ、効果的に、かつ豊かに伝える文書を書くことは難しくなります。

 

では、その言語感覚を、磨くにはどうしたら良いか?

 

難しくはありません。

 

ただ、これをやらないと、ずっと同じレベルの文章を書き続けることになりかねませんので、ご注意ください。

 

まずは、言葉に対する感覚を開いてやるのです。

 

言葉に対する神経組織を刺激することで活発化させ、言葉に関する感覚を鋭くさせます。

 

そのことを、言葉に対する感覚を開くとか、神経経路を通じさせると、私は呼んでいるのです。

 

これをかなえるには、短時間ですぐに効果があげられる方法があります。

 

今回は、一冊の本をご紹介。

 

心の琴線にふれる言葉―声に出して読みたい日本語5

 

言葉に対する、あなたの感覚を目覚めさせるキッカケとなるかもしれません。

 

この本を読む時のコツは、頭で理解しようとするのではなく、感じること。身体感覚で感じ取ることです。

 

実は、本当の読書は、必ず「感じる側面」があるのですが、それを軽視している人が多すぎるのではないでしょうか。

 

まずは、言葉の不思議な力を、体で感じてみませんか。