文章力アップに役立つ方法として、文章のお手本となる名作を読むことが効果的なのは言うまでもありません。しかし、実行している人はそれほど多くありません。
その理由として、どんな本を読んだ良いのかがわからない、よくわからない本のためにお金を使いたくない、かといって図書館に行くのはおっくうだという人が少なくないでしょう。
そんな悩みをいっぺんに解決できてしまう方法を、偶然に見つけましたので、ご紹介しましょう。しかも、無料で、名作を手に入れてしまえるのです。
私が日本の短篇小説の最高傑作だとふだんから推奨している、島木健作の「赤蛙」が、無料で入手できることを、初めて知りました。
「青空文庫」です。この「青空文庫」はネットで探せばいろいろ出てきますが、アマゾンのkindle版が整然とレイアウトされていて読みやすいです。
ただし、一般書籍ではなく、電子書籍です。電子書籍を読むには、電子書籍リーダーが必要です。
上の名作「赤蛙」を読むには、電子書籍リーダーなどの端末が必要です。
Kindle Paperwhite
私が持っているのは、上の「3G版」です。5千円ほど高いのですが、これですと、場所を選ばずにキンドルにアクセスできるので便利です。プロバイダーなどの接続サービスにお金を払う必要はなく、Kindle Paperwhite本体さえ購入すればつなぎたい放題。
無料で読める名作は「赤蛙」だけではありません。中島敦の「山月記」、芥川龍之介の「羅生門」、夏目漱石の「坊ちゃん」など、必読の名作が目白押しですよ。
「Kindle無料アプリ」を使えば、 iPhone、iPad、Android(スマートフォン・タブレット)などでも読めます。
ただ、私の経験です、電子書籍を読むことに特化して開発された「Kindle Paperwhite」がオススメ。他の端末と比べ、目への負担をおさえられているのが特長です。