日本列島」、この映画の存在を初めて知った。1965年の映画だが、もっと古い作品のような感じさえした。

 

 

(昭和三十四年。日本基地のCID(犯罪調査課)のポラック中尉は、一年前のリミット曹長水死事件の謎を追えという特殊命令を下した。日本の警察は殺人事件として捜査を開始したが、米軍が強引に死体を本国に送還し、事故死として処理してしまっていた...)

 

監督は熊井啓。日本を代表する社会派の映画監督だと評価されている。

 

主役の刑事役を演じた、宇野重吉の抑えに抑えた演技がすごい。二谷英明との対照が効いていた。

 

映画の内容はどうか? ネタバレになるので書けない。

 

硬派な映画とは、かくも凄まじいものなのか。この映画に出逢って良かった。

 

芦川いづみがラスト近くで見せた表情と叫び、これを見るだけでも価値がある映画だ。

 

それにしても、これだけの傑作の存在を、今まで誰も私に教えてくてなかった、そのことを深く怖れる。

 

映画「日本列島」、私は多くの人にこの名作映画をすすめたいと思う。