浜松市中区は、停電ではなく、大停電でした。2012年6月19日午後9時頃から20日午前5時頃まで。およそ8時間にわたる停電でした。
電気だけでなく、ガス、水道も止まり、ブログの記事更新どころではありません。
痛感したのは、パソコン、特にインターネットの無力さです。まったくサイトを閲覧できませんでした。ノートパソコンはバッテリーで動きますから、起動はしたのですが、インターネットにつながらないのです。
こうなると、ラジオしかないと思ったのですが、こんな時にかぎって乾電池が切れていてスイッチがはいりません。
ここまできたら、辛抱して、朝がくるのを待つしかりません(泣)。
外が明るくなりかけた午前4時すぎにコンビニに行きました。幸い開店していたのですが、乾電池が売り切れだったのです。
パンと牛乳を買って帰宅して、しばらくすると、電気が通じました。
電話の時刻を合わせ直したり、ガスのリモコンのスイッチを入れ直したり、いろいろと戸惑いつつ、なんとか平常運転に近づこうとしているというのが現状です。
午前10時の時点では、静岡県内の133,940世帯が停電中。この長時間、広範囲の停電は静岡県では過去最悪ではないでしょうか。いつ復旧するのかという情報は中部電力はまだ発表していません。
それにしても、天変地異というか、災害が起こるたびに、人間の無力さを痛感します。そして、いかに世間にあふれているものが、大して必要のないものばかりで、本当に重要なものはそろっておらず、必要な時には品切れで……科学技術も、人間の幸福のためになる分野ではいっこうに進歩していないのではないかと感じ入ってしまうのです。
最後に、スマートフォンは、停電時には、電話する以外ですと、音楽を聴くぐらいにしか使えません。余計な機能は要らないから、災害時に役に立つ機能を、付加することを考えてほしい。緊急時には自家発電が可能となり、懐中電灯になるとか……(苦笑)。