血液検査の結果が、信じられないほど良かった。脱水症状があった以外は、すべて正常値である。
だから、それで、抗がん剤投与を、来週から始めましょうと、主治医が言い出したのである。
今度の薬は、今まで一度も投与したことがない、2種類の抗がん剤だ。
心情的には、もちろん、抗がん剤は打ちたくない。しかし、冷静な客観的な考察が必要である。
来週からという指示を受けたが、一ヶ月後に延ばしてもらった。考える時間はできた。
大腸癌の肝臓への転移でステージ4。その余命は3ヶ月。
何の治療もしなければ、ステージ4の大腸癌の場合、余命は数ヶ月といわれている。
私の場合は、抗がん剤投与を始めて、手術を経てきたが、2024年12月4日の余命3ヶ月宣告から、来月の4日になれば、1年間、生きてきたことになる。
で、抗がん剤投与などの治療をした場合の5年生存率が15~20%だ。もちろん、個人差はあるので、一概には断定できない。
常識的には、すぐに抗がん剤投与を再開すべきなのだが…
もしも、抗がん剤投与を拒否したら、どうなるか?
食事療法と前向きな生き方で、癌を撲滅するという道もある。
抗がん剤投与も手術もできるのに、この段階で「治療をしない」という選択をするのは、暴挙というか、愚行なのかもしれない。
しかし、血液検査の結果は、最良だし、癌マーカーは反応していないし、何よりも、元気なのである。
それなのに、抗がん剤投与をして、体を弱らせ、免疫力を低下させ、人生を大幅に制限することが、どうしても、最良の策だとは断定しにくいのである。
できれば、医食同源(食事療法)、生き方の変革(夢と希望と目標を持つこと)を信じて、癌に打ち勝ちたいのである。
緩和ケアを学ぶ。
緩和ケアとは何かを、ネットで調べはじめたが、案外、難しい。
以下のサイトが、かなり参考になる

