君塚良一監督の映画「誰も守ってくれない」を見た感想

君塚良一監督の映画「誰も守ってくれない」の評価が非常に低いので、複雑な心境になっています。

 

特に「みんなのシネマレビュー」では、ぼろっかすに叩かれているのですね。

 

正直、ハリウッド映画はもちろん、邦画にもほとんど期待していないので、自分の中で評価基準がかなり甘くなっているのかもしれません。

 

この映画「誰も守ってくれない」は、そんなに低レベルな作品ではない、というのが私の素直な感想です。

 

少し前に矢口史靖監督の映画「ハッピーフライト」を見た時、他の人はどんなふうに感じているのだろうかと「みんなのシネマレビュー」をチェックしました。

 

どうしてまた、こんな程度の映画で満足している人たちが多いのだろうかと、首を傾げざるを得なかったのですね。

 

矢口史靖監督のファンは若い人が多く、名作映画を数多く見ていないので、評価が甘いのであろうと思いました。

 

逆に、この君塚良一監督の映画「誰も守ってくれない」の評価が低すぎるのです。

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ロブ・ライナー監督「ミザリー」の感想 

ロブ・ライナー監督はスティーヴン・キングの小説を二作、映画化しています。
あの名作「スタンド・バイ・ミー」それと、
今回取り上げます「ミザリー」です。

キャシー・ベイツの演技には、のけぞるしかないわけで…

製作年 : 1990年
製作国 : アメリカ

猛吹雪の中事故に遭い、狂信的な読者に監禁された人気作家の恐怖を描く、スティーブン・キングの原作を映画化したサイコ・スリラー。
製作・監督は「恋人たちの予感」のロブ・ライナー、出演はジェームズ・カーン、キャシー・ベイツほか。(goo資料より)

(あらすじ一部)
人気作家ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)は自らの超ベストセラー・シリーズミザリーに、主人公ミザリーを死なすことで終止符を打ち、コロラド山中のロッジにこもってかねてより念願の私小説を書き上げたところだ。しかしそれを持って車で猛吹雪の中ニューヨークのエージェントに向かう途中、雪道から転落してしまう。瀕死の彼は付近に住む元看護婦でポールの熱烈なファンだと名のるアニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)の献身的な介護を受ける。(goo資料より)

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映画「陽はまた昇る」の感想

映画「陽はまた昇る」は2002年に公開されました。監督は佐々部清、主演は西田敏行

 

VHSの開発に関わる実話がもとになっているので、興味深く鑑賞できました。

 

VHS(ブイエイチエス、Video Home System、ビデオホームシステム)は、日本ビクター(現・JVCケンウッド)が1976年(昭和51年)に開発した家庭用ビデオ規格です。

 

思い返すと、私はVHSを何百本録画したことでしょう。本当に楽しませてもらった記録媒体でした。とうとう去年の引っ越しの際、すべて処分してしまい、現在は1本もVHSは持っていません。

 

しかし、20年ほど楽しませてもらったので、VHSには想い出が詰まっていて「VHS」という言葉を聞くだけで、なんだか胸がジーンとくるような気さえするのですね。

 

それだけに、映画「陽はまた昇る」はかなり面白く見させてもらいました。 この記事の続きを読む